ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 7

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やっとここまで来た。最終回に向けて一直線だが、出てくるバンドは恐ろしいラインアップが続く。

キンクスの映像はLDで観ていたが、その後唐突に出てくるグレイトフル・デッドジム・モリスン亡き後のドアーズ等「何事なのか」という事件にも似た映像が続いていく。ストーンズのスタジオ・ライヴは『メインストリートのならず者』の時期の映像で脂がのっていて美しい。原石を見ているかのようだがこれは『ロックンロール・サーカス』はじめ他の映像で見ている姿とさして変わらないのでショッキングではない。

ディープ・パープルはどうでもいいが、リッチー・ブラックモアのクールな振る舞いにはやはり目を惹かれる。スリムでハットかぶって星のマークの衣装で一切媚びずに凛として演奏している。ボーカルの暑苦しさがハードロックの最大の敵だよな。で、直後に続くのが強烈な魔力をもったキャプテン・ビーフハートだ。この映像を最初に見た時も何度震えたことか。

 

ここで終わってもいいくらいだが、まだもう1枚あるんだな。

ぬおおっ!『ラヴィング・カップ』はこの時の映像だったのか!驚愕!カッコいい!買って良かった!