ザ・スミス『Meat Is Murder』

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このアルバムは唯一持っていました。1曲目の『The Headmaster Ritual』がとにかく好きです。85年リリースの2ndですが、ギターの鳴りがとても賑やかになってグルーヴらしきものが出てきました。モリッシーの歌はいつも鼻歌みたいですが、バックのギターサウンドとのギャップも結構魅力だったりしますね。

『What She Said』や『Barbarism Begins At Home』みたいなハードでポップな曲をお目当てに当時レンタルで借りたのを思い出しますが、意外と音が薄っぺらいのはリマスターでも同じですね。音圧もやはりビートルズ以降ということで抑え気味。

昨日キンクスのドキュメンタリー番組を見ていたら「影響下にあるスミス、U2などが相次いでブレイク・・」みたいな語り口でコメントが入っていましたが、スミスとキンクスって結びつくのかなあ。もしそうだとしたら自分が気になるのは必然なんですが、なかなか共通点を見出せません。ビートグループみたいな意味なのかな。

持ってる日本盤には『How Soon Is Now?』が入ってましたが、これはオリジナルには入ってないんですね。ボーナストラックだったとは知りませんでした。シングル曲だもんなあ。スミスも結構シングル曲をアルバムに入れないグループだったんですね。それでコンピレーションアルバムが一緒にボックス化されたんだな。なるほど。

軽快な調べにのせて淡々と生きていく。これが大事なんでしょうね。