ワールド・パーティー『Arkeology』disc 2

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2枚目。何故かディスク2は2枚同じものが入っていて、手違いなんでしょうが少し得した気分です。昔トッド・ラングレンの輸入盤CDを買った時にジャケットが2枚入っていた時がありましたが、その時も何となく得した気分になった記憶があります。今回も別に何に使う訳ではありませんが少しいい気分ですね。

こうした未発表音源のアーカイヴものはアンディ・パートリッジも『Fuzzy Warbles』で以前に敢行しましたが、今回のワールド・パーティの方はスタジオ音源が主体なのでどちらかというとXTCの4枚組『Coat of Many Cupboards』に近い気がします。ライブも入ってますし。何といっても『Put The Message In The Box』がいいですね。観客の声援も大きくて「何だ、結構人気あったんじゃん」と思わせる内容です。私の好きな『Basically』も入っていて満足満足。

 

ダイアリーの方にはニール・ヤングジョージ・ハリスンの誕生日なんかが記してあって遊び心満載ですが、この装丁にどんな意味があるんでしょう。1曲毎にビジュアルが配してあって贅沢極まりないですが、このこだわりにどれ程の人が心酔するのか。きっと自己満足なんですが、それでもこうしたわがままを許すところが凄い、というよりこういう特別仕様はアーティスト側が儲からないらしいですね。それでもやるんだからかなりカール・ウォーリンガーという人は捻くれているんだと思います。昔見たインタビュー映像も皮肉満載だったし・・。

比較的デモ音源らしきものが多い2枚目でしたが、音質も良くて満足です。それにしてもワールド・パーティーで5枚組なんて・・って、しつこいですね。