ワールド・パーティー『Arkeology』disc 4

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歳をとったからか、週の後半は疲れてきますね・・。連休前というのは何かと忙しいもんですが、それにしても仕事多いよなあ・・。と愚痴りつつ4枚目に突入しました。本当にどの曲もクオリティが高くて、何でこいつらが未発表曲なんだろうと思いながら聴いています。

ワールド・パーティーの場合、メインの活動時期はやはり90年代だったようで、音源も90年代前半のものが多いですね。前も書いたように、この時期は自分としては音楽の不毛時代で、情報に飢えていた時期でした。世間で流行っている音楽もつまらないものが多くて、「ああ、もう音楽も終わったかな」等と思っていたりしました。世紀が変わって少しずつアーカイヴやリマスターが出始めてきてまた活性化してきたような印象がありますが、昨日もユニオンで色々と物色しているのは年配のおじさんばかりで、活性化したのはオールドファンだけなのかもしれません。CDっていいと思うんだけどなあ。

最近は通勤時に『エジプトロジー』をよく聴いていますが、以前の地味な印象が少しずつ変わってきています。青山陽一の初期作品を再発見した時のような感覚ですが、結構自分の耳も変わってきているのかもしれません。ワールド・パーティーは曲調が多彩なので一枚のアルバムに色んなタイプの曲が入っているんですが、一貫してポップスであることが安心できる要素です。オールドファンの耳を捕らえる総括系のアーティストなんですね。安定感がピカイチです。ちょっと違いますがプリファブ・スプラウトなんかの安定感に近いものがあります。

このディスクでは『Happiness Is A Warm Gun』のカバーが楽しみでした。聴いた印象はもうそのまんま!声質もジョン・レノンにちょっと似ているので、まるで別バージョンを聴いているようです。ジョン・レノン好きなんだろうなあ。ほぼ完コピでした。