Perfume『Spending all my time』

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もうPerfumeのシングルを買うのはやめようと思っていましたが、たまたま発売日に気付いてしまったので思わず手にとってしまいました。

ユニバーサルに移籍して海外展開を行っていくために路線を変えたかと本人達にも言われているタイトル曲は確かに分かりやすい派手な路線。これと次の『ポイント』だけが収録曲だったらきっと買ったことを後悔していたでしょう。でも『Hurly Burly』は違った。

この曲、たまたま昨日ラジオでかかったのを聴いたんですが、これはいい曲です。切ないメロディと絡み合うコーラス、このくらいの曲がまだあるんなら大丈夫。Perfumeの場合、楽曲の良さでもってるところもあるので、この曲が入っていてとても安心しました。

全体的に音色がシンプルで、ボーカルの処理も復活してきている。メンバーがタイトル曲に違和感を示して日本語詞が追加されたというエピソードも逞しく感じます。少し今後の展開が不安になる部分もありますが、『Hurly Burly』みたいな曲がある限りは大丈夫なように思います。

そういえば昨日、たまたま目に入った映画『モテキ』を観ました。基本的には軽い映画で辟易しましたが、その中でPerfumeが出てきて主人公と一緒に踊る場面がありました。まるでミュージカルのようで、『Baby Cruising Love』はあらためていい曲だと確信しましたが、その頃からするとやはり少し勢いは落ちてきているのかな、と感じます。単純に楽曲の善し悪しだけの話ですが・・。映画の方は音楽が好きな人を否定されているかのようで、あまりいい気持ちはしないですね。まあでも端から見るとあんなもんかもしれないので、振る舞いには気をつけないといけないですね。