10cc『Tenology』DVD

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時間の関係でDVDを先に観ることにしました。ボリュームはありますが、意外とあっけない印象です。

まずは単純にケヴィン・ゴドリーがドラマーだったことを再認識。ゴドリー&クリームでフロントに立っている印象があるので、バンドで後方にいる姿が意外に映りました。当たり前のことなんですが。でも曲によってはボーカルでフロントに出てきていて、既にライブではサポートドラマーが入っているんですね。ゴドリー&クリームは手を替え品を替えパートが動くので、それが10ccにバラエティを与えている気がします。

あのひしゃげたバーカルはロル・クリームの声だったのか。10ccは全員が楽器もやってボーカルもとるのでどれが誰の声なのか一瞬判別がつかない瞬間があるんですが、今回初めてロルのボーカルを認識しました。ゴドリー&クリームではケヴィンの声ばかりが目立っていましたので。

PVの方は『愛ゆえに』が収録されていないのが不満ですね。これなら『ヒストリー・ミックス』のビデオの方が見応えがあると思います。ちょっと探してみるかな。今回のボックスで改めてゴドリー&クリームを真剣に聴き直してみようかなと皮肉にも感じる結果となりました。その位後期は甘い。