レキシ『レキツ』

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2011年リリースの2nd。レンタル屋に返却しに行ったら1stと2ndがあったので迷わず手にとりました。このアルバムには『きらきら武士』と『狩りから稲作へ』が入っているので子供も大喜びです。娘は『きらきら武士』がお気に入り。

震災直後にリリースされているので内容的には自粛対象だったんじゃないでしょうか。どうりで名前が聴こえてこない訳だ。それにしてもジャケットやライナーのデザインもほぼ3rdと同様。レコード会社が違うだけですね。全体的にはファルセットのボーカルが比較的多いので若干聞き取りにくいというのが特徴のように思います。これは妻の指摘。

冒頭からスチャダラパーのライムが入ってきて相変わらずゲストは多彩。ソウル色の濃い曲もありますが、ラップが多いのも気になります。基本線は冗談音楽を本気で取り組む姿勢に変化はなく、既に完成の域に達している感があります。

思えばレキシとの出会いは3rdリリース時にJ-WAVEの番組にゲスト出演したのを車で聴いたのが最初だったように思います。ナビゲーターの女性が終始大笑いしていてとても楽しそうに話していたのを覚えていますが、その後ライブを観ることになろうとは思いもしませんでした。

ワーハピの放送を見て妻が「これは曲を知らなくても楽しめそうだね」と言っておりましたが、ある意味そうした普遍性を内包したアーティストなので是非今後のブレイクを期待したいものです。