『ゴッドファーザー・オブ・ソウル ジェイムス・ブラウン仕事集62~67』

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年末年始はソウルを聴こうかなと思っていましたが、中古屋でまず目に留まったのがこちら。これもバラカン・モーニングでボビー・バードの曲を聴いたのがきっかけですが、そもそもがJB自体作品量が多くて混沌としていて、かつ関連作も多いということでなかなかクリアするのが難しい人ではあります。期待して聴きましたが、これは比較的初期の関連作を集めたコンピレーションなんですね。ちょっと当てが外れました。

『I Got You』の元ネタがある、ということで絶頂期のファンクではなく多少バラード気味。悪くはないですがちょっとマニアックだな。もっと先に聴く作品があるような気がします。酸いも甘いも知り尽くした方が聴く代物かもしれません。とはいえオールディーズを聴いていると思えば納得もいく。

実は昨日が仕事納めで本日はお休みを頂いて実家の仕事。まだまだ今年は終わらないですが、何といっても昨年末のドタバタが記憶にあるので何とか再来を避けて欲しいという思いがあります。大晦日の紅白を観ている最中の父の訃報でしたので、そこからは怒濤の正月。その後GWくらいまで恐ろしい混沌が続きました。ひどい一年でしたが、来年はそんなことがないように祈るばかり。そんな時にソウルは効くんですよね。何故でしょう。やっぱり魂の歌だからかな。

『I Got You』の元ネタは『I Found You』というイヴォンヌ・フェアという人の曲ですが、なるほどそっくり。これがJBクラッシックというものか。ファンクといっても弾けていくのは60年代後期からなので、もう少し探し甲斐があるというもの。次の曲の『Soul Food Part 1& 2』の方がファンキーでカッコいいな。何て感じで年が明けていく訳です。