鈴木博文『Dog Works vol.1 / Meets BAND EXPO』

鈴木博文のライブ・アーカイヴシリーズ第1弾。店舗限定で発売されていますが、やはり手にとってしまいました。

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鈴木博文のライブは以前にも『The Dog Days』として作品化されましたが、それは膨大な過去の音源からの集大成でした。今度は都度特定のライブを作品化していく予定なのでしょう。なかなかついて行くのが大変そうです。

聴いてみましたが、本人のミックスということもあってか、音圧が若干低め。少し小さいですね。これは意図的なんだろうか。音が小さいと集中力が落ちて、どうしても聴きながら邪念が入ってしまうのが玉に傷。

因に2013年5月渋谷でのライブ音源で、メンバーには青木孝明、西村哲也、中原由貴などが名を連ねています。まさにメトロトロン系ですが、演奏は当然しっかりしていて、ムーンライダーズの弟達によって奏でられる音は脈々とした歴史を感じさせます。鈴木博文の場合、以前も書いたように弾き語りよりもバンドサウンドの方がうねりが出ていいように思います。楽曲が地味目な分、演奏が派手だとよく映える。

昨日は帰宅中鈴木慶一のソロを聴きながら帰ってきましたが、兄にある諧謔精神が弟にはなくて、むしろ詩人のような佇まいが魅力になっている。とはいえ後半にあるライダーズのセルフカバーはやはり第7人格が出ていて秀逸。『僕は負けそうだ』はとても好きな曲です。『ぼくはタンポポを愛す』は確かベスト盤に入っていたと思いますが、これは未入手なんですよね。『おかわり人生』と共に数少ないライダーズのフロンティアです。また探さねばなりません。