ヴァン・デューレン『Chemical Fire』

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先日プリンスの新譜を買いにタワレコに寄ったら、レコード・コレクターズのバックナンバーが置いてありました。そこでずっと探していた08年5月号を発見。第2特集がデイヴ・エドモンズだったのでしばらく漁っていたんですが、どの中古屋にもなかった。やはり第1特集がチープ・トリックなので人気があるのかなあ、等と思っていた矢先の発見で、こいつは嬉しかった。で、チープ・トリックですから、パワーポップ50選なる記事が載っていて、そこで引っかかったのがこのヴァン・デューレンとジェイソン・フォークナーでした。

記事にはポール・マッカートニートッド・ラングレンにも匹敵するメロディメーカーとありましたので、早速YouTubeで聴いてみるとこれがなかなかいい。中古屋を漁ると唯一この78年のライブ盤が見つかりました。これ、日本独自編集盤なのかなあ。78年のライブだそうですが、こんなのまで発売していたなんて。正式には1stくらいしか出てないんじゃないかといったくらいのマイナーなアーティストですが曲は極上。パワーポップという言葉自体は余り好きではないですが、そこで紹介されるアーティストは自分が聴いてきたものが多いので、これは参考になります。

結構ボーカルがうまくて、シャウト気味の唱法もかましつつとてもポップなメロディを奏でています。1stの『Are You Serious』も探さなくちゃ。