なるほど、これがチューブスの前座ですか。
79年の8月なので自分はまだ小学生。日本でもまだ左程話題になっていない頃なので、当時はさだまさしとかを聴いていた頃でした。「関白宣言」とかがヒットしていたんですね。あれはいつ頃なんだろうか。
このグリークシアターでの演奏は最早初期のライブの定番の音になっていて、勢いもあります。ドラムがやっぱりいいですね。司会もノリノリで観客を盛り上げています。ここから世界進出が始まった。『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』発売の1ヶ月前、US盤1stリリースの３ヶ月後のタイミング。
演奏はコンパクトでたった35分の収録時間ですが熱気が伝わってきます。一部ミスも見受けられますが演奏力でカバー。かつ渡辺香津美のギターは鳴りまくっていてドラムと相俟ってロック然とした印象を残します。音はとってもいいですね。
これは確か映像も残っているはずですが、そこまで追いかけるかどうかはまた別の話。それにしても36年前ですか。聴く限りあまり古く感じないのは一周して音の流れが元に戻っているからかもしれません。
