J-WAVEから流れて来た「Digital Love」の魅力に抗えなくてつい手にとってしまったダフト・パンクの2nd。何故か慎重に避けてきましたが、やっぱりヒット曲は普遍的です。しかしアルバムとしてはどうかというとちょっと冗長ですね。インストの小品も多くてサウンドトラックみたいです。
「Digital Love」からは確実にバグルスが想起されるし、アルバム内には10ccの「I'm Not In Love」みたいな曲もあってちょっとどうかなと思いますが、やっぱりシングル曲のパワーは強くてむしろそれのみで引っ張っている作品のように思えます。
この作品もヒットしましたが、その後の活躍もご存知の通りで最早言うこともありませんが、今月新作の出るテイ・トウワのようなデジタルミュージックの分野で同じように活躍している人の作品がもう少しアルバムにトータリティや各楽曲の粒を揃えているのに対しては少し手を抜いているようにも感じられて残念でした。
と文句を言いつつ、やっぱり「Digital Love」は強い。いい曲だと単純に思います。