エルヴィス・コステロ『Brutal Youth』

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コステロは『ブラッド&チョコレート』が一番好きなんですが、最近この作品の良さに気付きました。共通点は恐らくアトラクションズとの演奏であるということです。粗暴でありながらも勢いがあって、ザラッとした感触が何とも言えずカッコいいんですね。

これまでも折に触れて「This Is Hell」だけは聴いてきたんですが、iPodでアーティスト単位で通して聴いていると本作の楽曲の良さが浮き上がってくる。耳を捕らえる魅力が滲み出てきました。

この前の作品が『ジュリエット・レターズ』ですので何という振れ幅。コステロの場合も表現の手法が短い期間に目紛しく変わるアーティストですが、バンドサウンドに回帰した時がやはり一番しっくりくるような気がしてなりません。