キング・クリムゾン『On (and off) The Road』『Beat』

f:id:tyunne:20181105200939j:plain

2ndアルバムの40周年記念盤は耳にしていませんでしたが、ラストの「レクイエム」が倍の長さに拡大しているということで、今回初めて体験しました。

その前に、本作について言えば80年代3作の中でも非常に地味で、80年代自体が陰に隠れることが多い中、更にその印象を弱くしているという不運な作品です。ただ、冒頭の「Neal And Jack And Me」なんかは聴きやすいし、「Waiting Man」なんかはライブでもよく演奏されていて、決して他の作品にひけはとらないと思うんですが、決定打はラスト曲だと言われているそうな。

そもそもプログレ耐性の低い自分にはこの曲の価値はよく分からなかったんですが、その後ジャズまで聴く範囲が広がってから、またライブ映像を色々と観た後にこの曲を聴くとなるほどそうか、と分かるものがあります。録音時は一触即発だったという話も頷けるというもの。今回フリッパートロニクスによるイントロが付与されて正式盤になったことで、更に評価を上げることになるんじゃないでしょうか。