デイヴ・エドモンズ『Track On Wax 4』

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ロックパイルの音を探るため、本作についても聴くことにしましたが、期待通りの音が鳴っているのを感じる反面、結果的に自分が好きなのはニック・ロウなのかな、という実感が沸き上がってくる結果となる一枚でした。

ブリンズリー・シュウォーツでの関わり以降、ニック・ロウとの共同作業が増え、バンド結成までしてしまう間柄ですので、本作にも提供曲や共作曲が複数入っています。それらの魅力度がやはり高いように思える。というより、デイヴ・エドモンズ単独ではロックンロール色が強過ぎて、ちょっと自分の方では引いてしまうということが改めて分かりました。

で、やはりニック・ロウの洒脱なセンスは唯一無二で、そこにデイヴ・エドモンズの骨太なアレンジが加わると最強なんだということ。なので、ロックパイル体制はやはり最強なんだと、そういう風に理解することにしました。

着々と再発されるニック・ロウの諸作はやはりチェックしないといけません。