カーネーション『For Beautiful Columbia Years 1994-2000 The Booby Show And Clips』

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今年結成35周年を迎えるカーネーションですが、過去の映像作品が手に入りましたので見返しました。本作はVHSでかつて購入しましたが、DVD化の際にはPV集とセットで2枚組になっていたんですね。知りませんでした。

タイトルにあるように、コロンビア期のライブと作品集ですので90年代中盤から後半にかけての、まだ5人編成だったカーネーションの映像になりますが、いい意味でアマチュア風の雰囲気を残しつつ、確かな演奏力で魅了する、不思議な立ち位置のバンドであったことが分かります。この場で何度か書いている通り、カーネーションには90年代を救ってもらいましたので、ほぼ唯一刺激的に聴ける音楽を創り出してくれていたと思っています。

ライブは久しぶりに観ましたが、安定感といきそうでいかない感じ、及び「ダイアモンド・ベイ」のような曲でしっとりと聴かせる構成などは見所があって、楽しく観ることができました。

一方で、クリップ集の方では動く映像自体が貴重、という意味でどれもかっこいいんですが、異様な印象を残す「たのんだぜベイビー」の監督が辻川幸一郎だったという事実に納得しました。今ではコーネリアスの映像を一手に手がけている鬼才ですね。