トッド・ラングレン『All Sides of The Roxy』disc 2

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2枚目はライブ後半になりますが、やはり音質が気になります。これだったら『Back To The Bars』を聴いた方がいいですね。音が単純に良いので。

ハロー・ピープルのライブが最後に聴けたり、トッドのMCが全て収録されていたりとメリットはそれなりにありますが、やはり音質面で圧倒的に公式盤に軍配が上がってしまうのが残念なところです。

ただ、最後の最後にホール&オーツの「She's Gone」が自らのリードボーカルで聴けるのが唯一の拾いどころです。ダリル・ホールはトッドの影響が非常に大きいと思ってきましたが、それが改めて確認できる上、ここまでくるともう同じだな、とその友人関係の持続に敬意を表するところでラストの「Just One Victory」で美しく幕を閉じる、といったところでしょうか。