『Come And Get It The Best of Apple Records』

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Apple Boxも終盤に差し掛かってきました。こちらはベスト盤になりますが、こう暑いと聴いていても頭がボーッとして来ます。

結局はビートルズ関連の作品を管理する団体と化したアップルレコードはその青春時代にこうした瑞々しい才能をほとんどメンバーの人づてで集めて来てどんどんリリースしていった。今では跡形もないこうした活動が時代に痕跡を残したかというとさほどでもなく、むしろバッドフィンガーのような悲しい記憶だけが印象として残っています。

しかし全般的にこうして聴いていくと、物腰がアーシーですね。土着的な音を皆出している。決して洒落たものではなく、物によってはルーツに近づくものもあったりして、結構興味深く聴けました。