クラフトワーク『3-D Catalogue』disc 1『Autobahn』

f:id:tyunne:20181111081624j:plain

輸入盤4割引に目が眩んで遂に手にしてしまいました。昨年リリースされたクラフトワークのボックスとなります。しばらく迷いましたが、やはり映像だけ観ても伝わらない、というより映像ものはリピート性に乏しいので、何故か繰り返し観ることが少なくなってしまうため、やはりここは音だろう、ということで。

映像を観た際にも思いましたが、この一連の作品群はライブ音源なのか?実際クラフトワークの場合はライブといっても音はあらかじめプログラミングされたものでしょうから、その元音源自体を持って来れば事足りてしまうのかもしれませんし、あるいは観客の歓声を消去しているかも・・、いやそれはないな。

どなたかが書いていたように、クラフトワークの場合、新作がない代わりに過去作品を定期的にアップデートするので、常に音としては再解釈の最新型に生まれ変わるサイクルを回しています。従って、現在のクラフトワークはこれが最新型、ということになる。恐ろしいほど時代を超えていますね。一時期こうした音が古臭く感じる時代もありましたが、一巡していまの時代に違和感がなくなっている。

アウトバーン』自体は元の作品を聴いていないので、まともに全部を聴くのはこれが実は初めてとなります。意外とポップなので、ちょっとオリジナルにも手を伸ばそうかと思った次第です。