マイルス・デイヴィス『リラクシン』

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マイルスを最初に聴いたのが『ワーキン』と『クッキン』だったので、この時期、50年代中盤の音が実は一番好きかもしれません。本作はずっと気になっていて、今回やっと手を伸ばしました。

 

「マラソン・セッション」と呼ばれる、プレスティッジを去る際に残した25曲の録音の一部、ということですが、コルトレーンよりもレッド・ガーランドのピアノの方が印象に残りますね。それにしてもやはりカッコいい。リズムは早いし、ソロの切り込み方も絶妙で、聴いていて安心すると同時に熱くなる要素も併せ持っています。

 

ジャズについての知識がいまだに今ひとつなので、こうした音が他にどんな作品でどんな人で聴けるのか分からずにいるんですが、とりあえずこの時期のマイルスは一通り聴いていこう、と心に決めました。

 

モノラルのはずなのに、途中で音が左右に揺れる箇所が沢山ありましたが、これは録音が悪いのかなあ。よく分かりません。