こちらもラジオ番組で紹介されていたのを手掛かりに見つけた作品。先日のデイヴ・ブルーベックはその後も本当によく聴いていますが、こちらも最高ですね。本当に外れがないなあ。
J.J.ジョンソンという人はトロンボーン奏者だそうですが、トロンボーンというのはちょっと珍しい気がしますね。58年の作品です。どの曲も本当に良かったんですが、曲が非常にコンパクトで、小気味よく進む感じがしました。
よく聴いていると、ソロ回しが早いんですね。それぞれが余り冗長に演奏しない。すぐ次の楽器に移ります。これが全体のテンポを早くしていて、曲がどんどん進む。そして曲の長さも短い。ですので、収録曲数もジャズにしては10曲と多くなっています。そんなこともあって、軽快に聴き進むことができるアルバムでした。