スティーリー・ダンのFMラジオ放送用音源の5枚組ボックスを入手しました。1枚目から3枚目が74年の音源。こちらはカリフォルニア大学での公演となります。
74年は3rdの『プリッツェル・ロジック』がリリースされた年。そのためそこからの楽曲が多く演奏されています。音質的にはまあこんなもんかな、というところ。左程良くはないですが、耐えられないほどでもないといった感じです。
バンドサウンドのラストにしてスタジオ・ミュージシャン起用の出発点にもなった傑作3rdですが、演奏も勢いがあって、しかも既に熟練の域に達しているかのような余裕も感じられます。ライブが少なかった人達だけに、こうして当時の音源に接することができるのは贅沢ですね。