2枚目は10日後のスタジオ・ライブですが、これは以前入手した『Going Mobile』というライブ音源と同じ内容でした。若干音は良くなっていますが、果たして新鮮味があるかどうか、と思って聴きましたが、やはりありましたね。演奏が単純にいいんですよ。
当時もその魅力に気付かされた「The Boston Rag」なんかもそうですが、未発表曲の「This All Too Mobile Home」なんかもいい出来で、勢いに持っていかれます。何がいいってドラムが良くて、やはりTOTOのジェフ・ポーカロの力強いリズムは耳に入ってきます。
この『プリッツェル・ロジック』のツアーにはマイケル・マクドナルドも参加していて、まるで昨今のデュークス・オブ・セプテンバーのようですが、やはり古くからの友人というのは絆が強い。そんなメンバーに囲まれて演奏も求心力があって非常に躍動的です。