カーネーション『草月ホールのカーネーション』disc 2

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2枚目はホーン陣をゲストに招いてのライブ。当然ながら選曲が変わります。この趣向は面白いですね。

 

こちらの方が演奏が派手です。勢いが漲っていて、ストリングスのライブとはまた異なる雰囲気を醸し出しています。この対比を狙っていたんだとすれば、このライブは二日間でひとつ。両方観ないと魅力が分からないという贅沢な作り。

 

それにしてもホーンよりもギターの音の方がデカくないか?などと考えながら聴いていましたが、端的に味付けの問題かもしれません。1日目と2日目の双方で演奏される楽曲もあって、その比較もできたりするし、聴き込んでいくと色々と発見がありそうです。光の当て方でこれまでの楽曲にまた新しい見方が加わる。そんなことも考えていたのではないでしょうか。結果的にさほど変わらなくても今後の活動に化学変化が生じる可能性はあります。

 

新曲が演奏されていますが、果たして今年出るといわれている新作はどんな内容になってくるんでしょうか。ここへ来てもまだ楽しみ、という偉大なバンドです。