こちらもハーモニカミッドナイトで紹介された57年録音の作品です。全6曲、36分という短い構成ですが、バンド構成は半々で異なっています。
マル・ウォルデンと一緒に演奏しているカルテットの方は音が鋭く迫ってくる勢いがあっていいですね。一方、ベースにポール・チェンバースがいる6人編成の方は、管楽器も多いのでビッグバンド風に響いてくる楽しい演奏です。
ジャッキー・マクリーンも初めて聴きましたが、ラジオ番組に出逢って以降、少なくとも一度耳にしていいなと思ったタイトルを聴くことができるので何しろ外れがない。本当に聴く音楽の範囲を広げてもらっていて、ありがたい限りです。