2020年はジャズが沢山聴けた年でした。マイルス・デイヴィスに出会って聴き始めた1990年以来、30年かかってようやく様々なジャズの作品を聴き進めていくことができた。これもひとえにラジオ番組のおかげです。
こちらは56年録音の作品。ピアノ・トリオといってもビル・エヴァンスとは違って軽快でスウィングしていて、色合いはミュージシャンによってこんなにも異なる。どちらもとても良いです。ハンプトン・ホーズはVol.1もウォント・リストに入っているので、いずれ聴くことになると思います。
しかしあっという間にクリスマスが来て正月が来て2021年も状況は今とそんなに変わらなくてどんどん世の中が静かになっていく。狂騒の時代は終わって皆それぞれの足元を確かめながら毎日を歩んでいく。これが本来の生活なのかもしれません。来年もご飯を食べるように音楽が聴けていけたら最高ですね。