今日から連休。今年はいつも以上に何事も起こらない静かな年末年始になりそうですが、そもそもが引き篭って過ごさざるを得なかった不思議な一年でした。そしてこの後もしばらく続きそう、ということで世界は変わってしまった。これからはクワイエット・ライフですね。
ということで久々にマイルスに戻ってきましたが、『Kind of Blue』以降の作品はちょっと違うのかな、と勝手に思い込んでいました。この作品は61年の録音ですが、さすがマイルスが初めてリリースを認めた公式のライブ盤というだけあって、締まった演奏が聴ける良い作品でした。
自分の場合、最初はマイルスの50年代後半のオリジナル・クインテットから入って、その後エレクトリック・マイルスに移っていった。従って60年代後半前後の作品を聴いて一度離れてしまった訳なんですが、原点を再評価して更に聴く範囲を横に広げているのが現状です。
そんな中でモード以降のジャズに触れずにいるのが今の状態なんですが、この61年の時点ではまだ大丈夫かな。この辺りの音をもう少し丁寧に掘っていこうと思います。