ハービー・ハンコック『Maiden Voyage』

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ジャズの番組はFMヨコハマのハーモニカ・ミッドナイトに始まって、最近は大友良英の番組も聴き始めていて、そこでしばらく前に特集されていたのがハービー・ハンコックでした。こちらは65年の作品です。

 

ハービー・ハンコックといえば我々の世代では「ロックイット」が印象深いんですが、その後もエレクトリック・マイルスの流れで70年代の作品を聴いたりなどはしていました。しかしその前の作品群に関する情報はなかった。それが今回線でつながっていった訳です。

 

初期の頃からとてもモダンな感じがしますし、ポップスでいうリフのようなものが楽曲中に提示されていることからとても聴きやすい作品になっているのも特徴的ですね。

 

いずれにせよ、60年代も中盤になってくると、音がとても洒落てきていて、いつも聴いている50年代の作品からは隔世の感があります。とはいっても十分古いし自分が生まれる前であることは間違い無いんですが、時代の流れを感じながら聴いているとそんな感覚になってきます。