スクイーズのグレン・ティルブルックがデモ集をリリースしていたことは何となくは知っていましたが、今回その内の1枚を手にしました。これは第2集のようで、全部で5枚あるようです。
時期的にはスクイーズの『Some Fantastic Place』『Ridiculous』『Domino』の時期にあたる音源。『Some Fantastic Place』はリリースされた時から聴いていましたが、後の2枚は大分後になって聴いたので、昨日聴き返してみました。
それにしてもデモの完成度が高い。このままいけるんじゃない?と思わせるクオリティのものばかりで、非常に聴きごたえがありました。XTCのアンディ・パートリッジもデモ集で『Fuzzy Warbles』という作品集を出していますが、それと同等かそれ以上のクオリティです。
弾き語りが主力なのかな、と思って聴いてみたら結構キーボードもドラムも入っていて、アルバム収録バージョンとはまた別の魅力があって非常に良い。ムーンライダーズの『dis-covered』を聴いた時の感触にも似ていますね。
アルバム未収録曲も結構入っていてそれもまた格別なので、これはこのシリーズを探してまた聴かないといけないなあ。