ジャパンの解散ライブは以前も発売されていますが、その音質の悪さにガッカリされられました。今回のリリースでは音質面の改善のみが注目点。早速聴き比べてみましたが、そこは無事解決しています。本当に前回のものは粗悪品レベルでしたね。この程度の音質であれば聴くに耐えうるレベルです。
今回はそれ以外に特筆すべき点はありません。ジャケットが『錻力の太鼓』の裏ジャケのカッコいいものになったくらいかな。しかしこれもちょっと加工が施してあってくすんでいますが。
解散ライブの後、坂本龍一のサウンドストリートにデヴィッド・シルヴィアンとスティーヴ・ジャンセンの兄弟がピーター・バラカンと一緒に出演していて楽しそうに談笑しています。
その一年後に今度はYMOが解散するとは当時は夢にも思わなかった訳ですが、やっぱりバンドというのは解散することを決めた後の興行が終わると一時的にホッとするもんなんでしょう。非常にリラックスした会話を聞くことができます。
