短命に終わったゲイリー・ピーコック、ポール・モチアンとのピアノトリオによる63年録音作品。
結構な比率でベースのソロパートがあることにまず驚きました。これはきっとスコット・ラファロの影響下にあるんだろうなあ、構成上。
「サンタが街にやってくる」の斬新な解釈が聴きたくて本作を手にしました。その曲に加えてどの曲も本当に複雑にスウィングしていて、センスの良さが窺える素晴らしい演奏となっています。本当にビル・エヴァンスの作品にはハズレがない。何度も同じことを書いていますが、本当にそう思います。