快進撃を続けていたブルー・ノート期のリー・モーガン57年録音作品。ものすごい突進力で迫ってきます。
ドラムはフィリー・ジョー・ジョーンズ、ベースはポール・チェンバースということで例によってマイルスのオリジナル・クインテットのリズム隊。この時点で既に悪いわけはないんですが、何より19歳の若さで突っ走るリー・モーガンのトランペットがいかしています。
ピアノはボビー・ティモンズで、その後リー・モーガンと一緒にジャズ・メッセンジャーズに加入するパートナーということで、布陣は鉄壁。でもやっぱりパーソネルがどうこうというよりも音ですね。勢いがあるので聴いている方も元気になる。これはこの時期のリー・モーガンはコンプリートだな。