ポールのスタンダードカバー集。これがどうして気になったかというと、端的にラジオで聴いて耳が引っ掛かったということなんですが、音がとても心地良かったのと、自分の耳がジャズに向いて来ていた、というのが主な理由だと思います。
ポールのカバー集はこれ以前にもロックンロールのスタンダードカバーがあって、そちらもいつか聴かねばと気になってはいるんですが、まずはこちらを探してしまった。これはやはりこの落ち着きを今は求めているということなんでしょう。
どの曲に引っ掛かったのか、Spotifyのプレイリストを漁ってみたところ、冒頭の2曲「I 'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter」と「Home」でした。これは自分でも意外。もはやその時に何を思ったのかも思い出せませんが、いずれにせよどの曲を聴いても極上なので思った通りの音でした。聴く理由なんてものはこれで十分だと思います。