立花ハジメ
立花ハジメの2ndは前作から大きく飛躍した傑作となりました。サックスを基本とした構成は変わりませんが、よりスケールが大きくなって楽曲の粒立ちも増しています。とても好きな曲が多いアルバムです。 2曲目の「Piano Pillows Going Abstract」は前作に収録…
立花ハジメ本人も当時語っていたように、出した瞬間に古典になるような作品を作る、という一貫した姿勢で各々のアルバムは制作されていたと考えます。82年リリースのこの1stアルバムはリリース時からして既に孤高の雰囲気が漂っていて、アマチュアリズムが芸…
この作品で印象的なのは発売当時に高橋幸宏と一緒に出演した坂本龍一のサウンドストリートです。そこでの3人の会話が面白くて、録音して何度も聴いた記憶がありますね。 立花ハジメのキャリアの中でピークを示した作品といっても過言ではないでしょう。「レ…
85年リリースの4作目。まずびっくりしたのはレコードと曲順が違う。これは知らなかった。自分の印象ではまず最初にタイトル曲がきて、「おおっ」と来るものだったが、CDではLPラストの曲から始まるという意外な展開。旧規格CDなので音圧は低いが、構成が新鮮…