ビートクラブ

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 8

ラスト!これでビートクラブとの長い旅も終りだ。さすがに早朝から3時間ずつ見るのはきつかったが、見ごたえはあったし今後死ぬまでの30年から40年間見続けられるかな。文化継承へのヒントも沢山もらった。 ドクター・ジョンの初期の映像が出て来て期待した…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 7

ここまで来ると何の番組かよく分からないまさに「ビートクラブ」らしい番組構成となって来ている。オープニングからいきなりインタビュー映像だし、妙なセクシャリティと相俟って謎のプログラムとして全世界に君臨だ。 そんな中でも7枚目の肝はヴァン・ダー…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 6

70年に入ってやっとのカラー化。やっぱり何となく感動してしまう。初っ端はハンブル・パイだ。かっこいいねえ。 それにしても挿入される取材内容は意味不明だ。ドイツ人のハゲ事情やSEX特集等どうでもいいじゃないか。果たして世相を斬っているつもりなのか…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 5

カラー化一歩手前のこの時期(69年後半)となるとほとんどのバンドが生演奏で、いきおいプログレバンドの比率が高くなってくる。ナイスやイエスの映像は非常に勢いがあっていい。ここへ来てビートクラブの面目躍如だ。 無駄なドキュメンタリーは別として、日…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 4

このディスクに収録されている46回目の放送から雰囲気がガラリと変わってくる。まずおねえちゃんの踊りはなし。生演奏も増えてきて、映像の編集もここから前衛的になってくる。次回からはコミカルな司会の奴もクビ、と徹底しており、51回目のカラー化に向け…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 3

3枚目に入ったが、ちょっと退屈になってきた。知らないアーティストが多いのも原因だが、何よりリップシンクに飽きてきたところもある。 時代が時代なのでジョンとヨーコのベッドインの話題があったり、ジャニス・ジョプリンが「出てって!」みたいにカメラ…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 2

2枚目。ムーヴの『Blackberry Way』やボンゾ・ドッグの『Canyons Of Your Mind』に普通に反応しつつホリーズタイプのグループの甘い調べに若干の退屈感。時代はもう69年に突入しているはずだが、左程スリリングに響いてこないのはまだビートグループとの混沌…

ビート・クラブVOL2 1968-1970 Disc 1

元日に満を持してポチッといった第2弾。今回は自分の生まれた年から始まるモノクロ映像でスタート。 年明けの冨田ラボの番組も68年特集だったが、当時のシーンはソフト・ロックが盛んだったことが音から伝わってくる。ハーパーズ・ビザールなんて名前もトッ…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 8

そしてビートクラブも終焉を迎えた。何かすべてが終わっていくかのようだ。 今回はまずカントリー&ウェスタン特集みたいな趣旨の回から始まる。バーズ、マナサス、ときてJTだ。録りためていた映像を放出するかのようなその振る舞いは終りの始まりを予感させ…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 7

やっとここまで来た。最終回に向けて一直線だが、出てくるバンドは恐ろしいラインアップが続く。 キンクスの映像はLDで観ていたが、その後唐突に出てくるグレイトフル・デッドやジム・モリスン亡き後のドアーズ等「何事なのか」という事件にも似た映像が続い…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 6

巷はそろそろムーンライダーズで盛り上がりつつあるが、こちらも勝手に盛り上がってきた。 何といってもカーティス・メイフィールド。71年だから丁度ソロデビューの頃の映像で、インタビューも含めて大幅な時間が割かれている。これは猛烈にカッコいい演奏。…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 5

さて後半に突入。そろそろ映像のオーヴァー・ダビングも始まってきて、前半からかなり飛ばしている。時代も71年に入って益々マニアック度も増し、逆に視聴率は低下していった模様。そりゃあそうだよな。視聴者ついていけないでしょう。 Tレックスの色っぽさ…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 4

4枚目にやっと到達。これでもまだ半分だ。 何といってもCANが凄い。ボーカルはダモ鈴木だ。ホルガー・シューカイはまるでオタクの学生のよう。高橋幸宏をして「ヤキ・リーヴェツァイトのように叩きたい」と言わしめたドラムは鬼のように正確なリズムを叩き出…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 3

3枚目。まずはイエスのビル・ブラッフォードの若さに驚き。眼光があまりに鋭くて、思わず見入ってしまう。ギターはスティーヴ・ハウだ。ビル・ブラッフォードは80年代のキング・クリムゾンの演奏でしか見たことがなかったが、若い頃から飛ばしてますね。 そ…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 2

2枚目になると大分雰囲気にも慣れてくる。本当にドキュメンタリーパートが多いが、この辺りの番組の作り方はある意味非常にラジオ的で、言ってみればスネークマンショーやサウンドストリートを目で見ているようなものだ。プログラムの作り方というのは手段を…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 1

遂に購入したビートクラブのDVD BOX。年末年始に楽しもうと思っていたが、一足先にポチッといってしまった。それにしてもこいつは凄い。 元々はドイツのTV番組だが、ピーター・バラカンのポッパーズMTVで紹介されて以来取り憑かれてきた。強烈なコンテンツを…

「ビートクラブ」について

#本文は1995年3月の社内報に掲載されたものです。 今回発掘された「ビートクラブ」は大変な代物であることは各方面で語られている。どういった事情で商品化されたかは知る由もないが、とても良心的なプロジェクトであったことは想像に難くない。是非また新…