Isley Brothers

アイズレー・ブラザーズ『シルクの似合う夜』

83年リリースのT-Neck最終作。これで長かったアイズレーとの旅もおしまい。 実は買い直しになるが、以前レビューした時は必ずしも好きではない、といったようなことを書いたと思う。ただ、途中のアルバム群を聴いてきた耳には別の聴こえ方がしてきた。これに…

アイズレー・ブラザーズ『ビッグ・スリル』

82年リリース。この作品は久々にファンクが復活してロナルド・アイズレーのシャウトが炸裂しているという見逃されがちなアルバム。確かに1曲目から飛ばしている。70年代の絶頂期を彷彿とさせるが、メロウ派の自分としては「で?」という感じもある。 3+3…

アイズレー・ブラザーズ『Inside You』

同じく81年リリース。1年に2枚出すなんて・・。 ストリングスアレンジが施されてきてAOR風の爽やかさが漂う。でもいい曲。ほんとに80年代は『Between The Sheets』だけじゃなかったことが今回よく分かった。『Don't Hold Back Your Love』なんてシティポップ…

アイズレー・ブラザーズ『Grand Slam』

『トゥナイト・イズ・ザ・ナイト』というBONNIE PINKみたいなタイトルのバラードから始まる81年リリース作品。いきなりのメロウでグッと来る。『ヤング・ガール』という曲が「なんとなくクリスタル」に使われたんだそうだ。前作同様、過渡期とは言わせないク…

『Go All The Way』

80年リリース、日本初CD化。洗練化されたディスコ(風)のタイトル曲で幕を開ける。元々若手3人組でのリリースが計画されていたというから、その後の分裂を予測するかのような暗雲が立ち籠め始める。かと思いきや、曲の方は軽快極まりなく往年の勢いを感じさ…

アイズレー・ブラザーズ『Winner Takes All』

79年リリース。その名も「一人勝ち」だ。元々は2枚組で、全14曲、72分の大作。当時のアイズレーの自信がうかがえる。世間的には今ひとつの評判だったりもするが、どうしてどうして、結構いいじゃない。日本初CD化で2010年リマスターだ。目出たい! A面はファ…

『Showdown』

さて、ここからが初聴き。78年リリースのこの作品は中古を漁っていたときも見かけなかった。そもそもCD化されていたんだろうか? まず一聴して音が綺麗になっていることが分かる。これまでのグリグリ押すようなファンクチューンもソフィストケイトされて、チ…

『明日への銃撃』

77年リリース。収録時間は33分と短いが内容のこいアルバム。最も有名なのは『Footsteps In The Dark』だろう。シンプルながらコクのあるいい曲だ。 『アトランティスへの船旅』もいい曲だ。ほんとに普通にポップス系のバラード曲のようだが、味があるのは何…

『Harvest For The World』

山下達郎がすり切れる程聴いたという76年リリース作品。メロウ色が濃くなり、ファンク系のナンバーもどちらかというとグルーヴィーな感じが強くなっている。アコースティック・ギターが結構フィーチャーされているところもポイント。柔らかい感じがするいい…

『The Heat Is On』

75年リリース。絶頂期は続く。 このアルバムはA面にファンク、B面にメロウという構成。聴いていて思ったが、どうも自分はアイズレーのファンクに余り魅力を感じないようだ。何となく直線的な感じがするんだな。いいんですけどね。このアルバムでもダントツな…

『Live It Up』

アイズレーの74年リリースのこの作品は何といっても『Brown Eyed Girl』に尽きると思う。本当にいい曲。 このアルバムは交互にファンクとメロウが綺麗に並ぶ構成で、もう型が出来上がっているように感じられる。トッド・ラングレンの『Hello It's Me』のカバ…

アイズレー・ブラザーズ『3+3』

さて、ここからが絶頂期。正式に6人のメンバー構成となって、CBS/エピックをバックにつけての、まさに脂の乗り切った73年リリースの名盤。シングルカットされた『That Lady』も大ヒットしたそうだ。 どの曲も隙がないが、とりわけ有名なのはシュガーベイブ…

『Brother, Brother, Brother』

72年リリース作の買い直し。思えば中古盤で買ったのが去年。その前もアナログを購入したので、これが3回目の購入ということになる。まあしかしこれで最後でしょう。それにしてもいいアルバムだ。 キャロル・キングのカバーで始まるが、この曲自体、マーヴィ…

『Givin' It Back』

71年リリースのこのアルバムから買い直しになる。こちらは全面カバーのアルバムで、ニール・ヤングから始まって、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・テイラー、ウォー、スティーヴン・スティルスからボブ・ディランまで、とソウルとは思えないカバーが続く…

『Get Into Something』

T-Neck 3作目、70年リリース。いよいよ正式に6人体制となり、演奏にタイトさとうねりが出てきている。ファンキーなナンバーにそれは顕著だが、メロウの先駆けのような曲もあり、単純に楽しい。この後のアルバム『Givin' It Back』から持ってはいたので、そこ…

『The Brothers: ISLEY』

69年リリース移籍2作目。69年は2枚も立て続けにアルバムを出している。このアルバムから後に続く兄弟が揃って6人体制となるようで、とても目出たい。 後の作品にあるようなメロウさがまだ全体に出ていなくて、グルーヴィーに押してくる感じ。元々ロック色も…

アイズレー・ブラザーズ『It's Our Thing』

祝!アイズレー再発。全部買うぞ! ということで69年リリースのモータウン離脱後1作目。真骨頂は『3+3』からかな、と思っていたので最初は躊躇したが、You Tubeで『It's Your Thing』を聴いて安心した。いいじゃない、既に。 とはいえ、まだ色々なタイプ…

アイズレー・ブラザーズ『Harvest For The World』

絶頂期の76年リリース。15%引きにつられてこの時期唯一買えてなかった本作を購入。いいに決まっている。 昨日の都内は非常に暑かったが、お盆休みの最終日とあって、人のいない東京を散策するかのような年配夫婦やカップル等が目立った。CDショップでは娘か…

アイズレー・ブラザーズ『Brother, Brother, Brother』

72年リリース。『3+3』の前作に当たる必殺の名作。国内盤出てたんだな。こちらはアナログの買い直し。何といってもキャロル・キングのカバーの『Brother, Brother』だ。これで完全にノックアウト。そして『Work To Do』でしょう。 かっこいいなあ。『グルー…

『明日への銃撃』

という物凄いタイトルの77年リリース作。ライブ盤みたいなジャケットのスタジオ録音盤で、まずジャケ買いがなさそうなアルバム。 ところがこれが最高で、タイトかつメロウ。『Voyage to Atlantis』や『Footprints in the Dark』もいいが『Climbin' Up The La…

『シルクの似合う夜』

名作と言われる83年リリースの本作は、3+3体制のラストとなるアルバム。とはいえ、タイトル曲をベスト盤で耳にしていて、その音色のブラコン的なプラスティック路線に首をかしげていたので、言われる程のものかどうか疑わしかった。 実際そういう音ではあ…

アイズレー・ブラザーズ『The Heat Is On』

何故かここ最近アイズレーばかり聴いている。ところがふと気付くと『メロウ・アイズレーズ』と『グルーヴィー・アイズレーズ』で満足してオリジナル・アルバムが手元にあまりない。一時期はアナログで買い求めたりもしていたが、『3+3』の最重要期以降も…