2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
87年リリースの『NEO GEO』が再発になった。実は当時『未来派野郎』の『バレエ・メカニーク』の甘さに幻滅してしまった後だったので、安易なワールド・ミュージック志向についていけず、このアルバムはスルーしていた。 ところが、ベスト盤で聴いた『NEO GEO…
83年リリースの5作目。ここからがリアルタイムのトーキング・ヘッズだ。何故かというと、『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』がチャートインしていたからだ。確か当時、ビルボードでトップ10入りしていたはずだ。 変なグループだなあとは思ったが、そこまで…
80年リリースの4作目。これを代表作とする向きも多いが、多分に実験作であり、トーキング・ヘッズのすべてを表しているとは言い難い。それでも『ワンス・イン・ア・ライフタイム』のかっこよさは何物にも代え難く、ぶっとんだパフォーマンスとクールな狂気に…
79年作のトーキング・ヘッズ3rd。メタモルフォーゼの過程を見るようだ。シリアスさが頭をもたげてくる。 恐らく、一番ニューウェーブっぽいアルバムなんじゃないだろうか。キーボードの音やエコーのかけかた、意外と基本的なリズム。俄に実験性も帯びていて…
78年作のトーキング・ヘッズ2nd。ここからブライアン・イーノのプロデュースが始まる。その後『リメイン・イン・ライト』まで3連発の怒濤のコラボレーション。 1stからの変化点は音の多彩さと前衛性の萌芽。タイトな印象も強い。前半はきらびやかな可愛い音…
祝!トーキング・ヘッズ再発!ということで、残りの資金はすべてトーキング・ヘッズにつぎ込んだ。実はきちんと聴くのは初めてで、この再発を待っていた。まずは77年作のファースト。 驚いたのは、もうスタイルがファーストにして完成していること。ニューヨ…
87年作のこの2枚組は、絶好調のこの時期のプリンスで唯一手が伸びなかったアルバムだった。一時期、プリンスの革新性に気付いて、一連のアルバムをひたすら借りて聴いた際、一番地味な印象があったからだ。このアルバムは『Starfish And Coffee』のためだけ…
高橋幸宏の1st。何度か見かけて迷っていたが、今回は手を伸ばしてみた。確か最初に聴いたのは中学生の頃だったと思うが、その頃は耳が幼かったので魅力が伝わらなかった。ということで、当時は貸しレコード屋で借りておしまい。 今聴くと、まるで冨田恵一の…