2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧
テクノポップの当たり年は第2章が続いていて、しばらくは定常化しつつある。電気グルーヴもコンスタントに新作を出せるようになってきた。今回は20周年ということだが、「だからどうした」と言わんばかりの「普通」の音楽を出してきた。 基本線は昨年同様、…
77年リリースの本作は先日聴いた『Everybody Loves The Sunshine』より後に出た作品。こちらの方が鉄琴の音がよく鳴っている。ロイ・エアーズはヴィブラフォン奏者なので当たり前だが、『Gotta Find a Lover』なんかでの鳴り方は非常に印象的だ。 基本線は『…
コズミック・ジャズ・ファンクの巨匠だそうで、マイルス・デイヴィスのバンドにもいたことがあるキーボード奏者が組んだグループでの75年リリース作品。 なるほど音がスペイシーで、とにかく綺麗だ。質感もまるでTEI TOWAの初期作品を聴いているようで、70年…
絶頂期の76年リリース。15%引きにつられてこの時期唯一買えてなかった本作を購入。いいに決まっている。 昨日の都内は非常に暑かったが、お盆休みの最終日とあって、人のいない東京を散策するかのような年配夫婦やカップル等が目立った。CDショップでは娘か…
翌日は疲れ切っていたので書けなかったが、他の出演者についても補足しておこう。さもないと忘れてしまうので・・。 pupa。実はmi-guには間に合わなかったので最初に見れたのはこれだった。原田知世のコスチュームが可愛い!肝心の音の方は新曲が2曲もあった…
まずはYMOのことから書いてみよう。 元々最近は生楽器主体で演奏したい、という意向が強く、スペインのライブやマキシシングルでも生楽器の音が目立ち始めてはいたが、今回はそれを実現した形。それにしてもオープニングでビートルズの『Hello Goodbye』をや…
「死ぬ前に聴きたいアルバム」との触れ込みでどんなもんか聴いてみたらなるほど凄い。1曲目の『Monkey Hips And Rice』からテンションが異様に高くて、神が舞い降りたと言われているのもわかる気がする。2曲目の『We've Only Just Begun』はカーペンターズの…
蒸し暑い!今年の夏は左程暑くはないが、それでもやっぱりこの時間でも窓を閉め切るとボーッとしてきてしまう。そんな暑い日にはソウルが似合うということで、ロイ・エアーズの76年リリースの本作をやっと手に出来た。 ディスコ・ブーム直前の洗練の極み、と…
72年リリース。『3+3』の前作に当たる必殺の名作。国内盤出てたんだな。こちらはアナログの買い直し。何といってもキャロル・キングのカバーの『Brother, Brother』だ。これで完全にノックアウト。そして『Work To Do』でしょう。 かっこいいなあ。『グルー…
71年リリースの2nd。『It's your World』を物凄く探したがなかったので、まずはこちらから。ジャミロクワイやオリジナル・ラヴ、CKBといった一連のグルーヴものの元祖といった趣のレア・グルーヴ必殺のアーティストの作品がどんなもんか、まずは耳を傾けてみ…
3ピースで絶好調の活動を続ける青山陽一の久々のマキシシングル。大手CDショップには在庫がなく、ディスクユニオンでもひっそりと置かれていた新作はこれが快心の出来。 まったくの偶然だが、先日聴いたミーターズとの符合を感じた。オルガンとドラムがユニ…
先日再発されたミーターズの1st。69年リリースのクラシック。ニューオーリンズのセカンドラインビートはタイトこの上ない。 ミーターズもベストを持っていたので『Rejuvenation』以外は手を出さずにいたが、アイズレーと一緒でオリジナルアルバムもやはりマ…
出たっ!8年ぶりの新作!まさかサントラで復活するとは思わなかった。 01年の『Lovebeat』以降、ベストアルバムが出た以外は音沙汰のなかった砂原良徳の新作は、生楽器を多く使ったある種有機的な音像となって届けられた。映画のサントラなので退屈かと思っ…