Funkadelic

ファンカデリック『first ya gotta SHAKE THE GATE』disc 3

ラスト。基本的に重いです。10分近くある曲がざらにあるなんてのは、やはり特殊なことだと思います。ファンカデリックは器楽中心だったので過去にもそうした曲はありましたが、ここではやはり少し冗長な気がします。でも緊張感は途切れない。だから重くなる…

ファンカデリック『first ya gotta SHAKE THE GATE』disc 2

2枚目。とにかく曲が全体的に長い!収録時間も70分越えで濃密です。聴いていると目眩がしそうになります。 グルーヴでグリグリ押してくるタイプの曲が少なくてエレクトリックなので若干冗長に聴こえる瞬間もあるんですが、そこはそれ、Pファンクの混沌がすべ…

ファンカデリック『first ya gotta SHAKE THE GATE』disc 1

マイミクさんの呟きで知ったファンカデリック33年ぶりの新作。恐るべきことに3枚組33曲ということで、一体何事が起こっているのかと恐る恐る聴いてみました。 驚かされるのはスライ・ストーンの参加ですが、1枚目では4曲程味わうことが出来ます。その内2曲は…

パーラメント-ファンカデリック『Dope Dogs』

全76分。こりゃあきつい。 パーラメント/ファンカデリック名義の94年復活作。当時何故か見逃していましたが、たまたま中古で安く発見したので聴いてみました。そしたらもう最高。特に前半は卒倒ものの傑作続きです。余りに凄くて通して聴けずに、途中でひと…

ファンカデリック『Tales of Kidd Funkadelic』

長かったファンカデリック再発シリーズもこれで終わり。最後はPファンク絶好調の76年リリース、8作目となる。 ここまで来るとファンク色はすっかり定着していて、「ホーンのないパーラメント」みたいな曲も含めて安心して聴ける。キーボードの比率が増してき…

ファンカデリック『Let's Take It To The Stage』

75年リリースの7作目。買い直しだが非常にいい。1曲目から飛ばしてくれている。 それもそのはず、この頃はパーラメントとの本格的な活動が始動した年で、同時にブーツィーのバンドも一緒に録音されていた。そして『マザーシップ・コネクション』がこの年に出…

ファンカデリック『Standing on the Verge of Getting It On』

74年リリース6作目。この年から本格的にパーラメントとの二刀流が始まる。このアルバムは全面的にエディ・ヘイゼルが活躍していて痛快なギターサウンドが楽しめる。 1曲目も2曲目も「もう終わっちゃうの?」と思う程もったいない音が展開される。この辺もオ…

ファンカデリック『Cosmic Slop』

買い直しなので今年2回目のレビューとなってしまったが、これはいいアルバム。73年リリースなので、パーラメントとファンカデリックで使い分けていく直前の作品となる。そのためパーラメント色が比較的強い感覚。 オンエアを狙ったというジョージ・クリント…

ファンカデリック『America Eats It's Young』

バーニー・ウォーレル以外全員がいなくなってしまった後のファンカデリック72年リリース4作目はきらびやかな演奏から始まる。1曲目からまずはカッコいい。その演奏は途中で何度も趣を変えるが、とにかく音がスッキリしてきているし、何よりファンキーだ。 ブ…

ファンカデリック『Maggot Brain』

そして71年リリースの3rd。これは来た! なるほど名盤。『Super Stupid』は実にカッコいい。冒頭のタイトル曲は延々とエディ・ヘイゼルのギターソロが続く。しかもほぼ伴奏なしで。これは元々バンドで演奏していたものを、余りにギターが突出していたから後…

ファンカデリック『Free Your Mind ...』

同じく70年リリースの2nd。わずか数時間で録音されたというその音は混沌の極地で、とても朝イチに聴くような音楽ではない。 1曲目から10分くらいあって、激しく音が左右に揺れる。ギターやキーボードの音もエッジが鋭くて、とてもではないが初心者向けとは言…

ファンカデリック『Fankadelic』

さて、ここからファンカデリックに移ります。これは70年リリースの1st。ジャケットが不気味なので、もっとおどろおどろしい音かと思っていたが、意外と聴きやすかった。というより音が渋い。 基本的には60年代の音という感じがするが、よく比較されるフラン…

ファンカデリック『Cosmic Slop』

ファンカデリックの73年リリース5作目。参った。こんなにいいとは!1曲目の『Nappy Dugout』からノックアウト。次の『You Can't Miss What You Can't Measure』は後のパーラメントの『Do That Stuff』の原型だ。悪い訳がない。 よくよく考えてみたら次作は『…

ファンカデリック『America Eats Its Young』

北浦和にディスクユニオンがあるのは知っていたが、つい最近発見してその店舗の広さと品揃えに驚愕してからというもの、ずっと再訪問を狙っていた。そこで目にしたのがファンカデリックのこの作品。72年作の4作目で、元々は2枚組。かのブーツィー・コリンズ…

ファンカデリック『Standing On The Verge of Getting It On』

ファンカデリックのアルバムはワーナー移籍以降の紙ジャケを除いたウェストバウンド期のアルバムが一気に再発された時期があったが、パーラメントがボックスで出たりもしたので、いずれ紙ジャケで出るだろうと思って買うのを控えていた。でも一向に出ないの…

ファンカデリック Vol.3

「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」。先日唯一売り切れていて買えなかった名作を御茶ノ水で発見。苦しい経済事情だが、「呼ばれている」訳だから手に取らないわけには行かない。リマスターで音が良いのは最早当然として、タイトル曲の12インチバ…

ファンカデリック Vol.2

続いて最終作「エレクトリック・スパンキング・オブ・ウォー・ベイビーズ」。こちらも未聴。これはとっても良い。 パーラメントの「トロンビピュレーション」も良かったが、最後の最後に半ばやけくそ気味に佳作をリリースするなんざ並みの仕業ではない。何と…

ファンカデリック Vol.1

ファンカデリックのワーナー期4タイトルが以前再発となっており、例によって買い逃していたのだが、中古で発見!「ワン・ネイション」のみ買われていたが残りを購入。 「ハードコア・ジョリーズ」と「アンクル・ジャム・ウォンツ・ユー」を聴いた。前者は未…