Prince

プリンス『Originals』

プリンスの他アーティストへの提供曲の原曲を集めたコンピレーション。何でこの作品を手に入れようと思っていたのか、すっかり忘れてしまいましたが、まあよくあることなので思い出しながら聴いていました。結局思い出せませんでしたが・・。 恐らくはシニー…

プリンス『Sign O' The Times (Super Deluxe Edition) 』disc 8

ラスト。オランダ、ユトレヒトのライブの後半。こちらは「Puple Rain」や「1999」といった代表曲を演奏するファン・サービスのパートで観客も大いに盛り上がっています。その後は『Sign O' The Times』からの楽曲を長尺で演奏する。13分越えの曲が2曲も演奏…

プリンス『Sign O' The Times (Super Deluxe Edition) 』disc 7

最後は87年オランダ、ユトレヒトでのライブ。プリンスのライブは友人に連れられて一度だけ観に行ったことがありますが、そのエンタテイメント性、サービス精神に感心したものでした。当時は余りプリンスの音楽に詳しくなかったので左程実感が湧かなかったん…

プリンス『Sign O' The Times (Super Deluxe Edition) 』disc 6

未発表曲集のラスト。合計で45曲の未発表曲が収録されていることになります。 20時間仕事して4時間寝るという生活で、ほとんど寝ずにずっと録音していた人ですので、曲がどんどんできる。しかも完璧主義者ではなくて素早く作業していくことを優先していた、…

プリンス『Sign O' The Times (Super Deluxe Edition) 』disc 5

未発表曲集の2枚目。ポップでいい曲が多く収録されています。 本編では暗くて内省的な音が多い印象がありますが、このアウトテイク集はラフなものが多いからか、とても明るい印象を持ちます。 作品として突き詰めていった結果がああした暗いものになっていっ…

プリンス『Sign O' The Times (Super Deluxe Edition) 』disc 4

プリンスのこのデラックス・エディションも大分迷って手を出さなかった作品です。配信で聴けて非常に嬉しい。レコードコレクターズを片手に聴いていますが、このボックスの本質は4枚目からなので、まずはこの発掘音源集から。 ピーター・バラカンのラジオ番…

プリンス『1999』

そもそも『パープル・レイン』をまともに聴いたことがなく、次作の『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』から聴き始めたというのがプリンスとの付き合いの最初なので、この初期の代表作もずっと聴かずに来ていました。そういった意味では不届きなリ…

プリンス『愛のペガサス』

79年リリースのこの2ndは冒頭の「I Wanna Be Your Lover」が有名ですが、実は2曲目の「Why You Wanna Treat Me So Bad?」がかつてピーター・バラカンの「ポッパーズMTV」で観た曲だったということに今更ながら気づきました。 この跳ねるようなリズムとジミヘ…

プリンス『For You』

初期のプリンスを聴いてないなあ、とずっと思っていたので、まとめて何枚か手にしてみました。恐らくいいんだろうと思っていましたが、想像以上に完成されていますね。どの曲も粒揃いの78年リリース1stです。 プリンスという人は、ソウルでもロックでもファ…

プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション『Love Symbol』

プリンスをきちんと聴こうと思ったのは恐らく20年くらい前だと思います。近くのレンタル屋で一通りのタイトルを借りてきて、その中から気に入った曲を編集して聴いていました。このアルバムからは「7」と「The Sacrifice of Victor」を選んだような記憶があ…

プリンス『Batman』

プリンスの訃報には本当に驚きましたが、その後もアルバム100枚分の録音物が見つかる等、その多作ぶりが分かる事実が報じられています。凄まじいまでの創作意欲ですが、正直言って作品が追い切れていない中での訃報でしたし、ここ最近ワーナーに復帰して充実…

プリンス『Emancipation』

坂本龍一が「車で聴く音楽でお勧めのアーティストは?」との問いにプリンスと答えていたことに象徴的なように、プリンスというのは感性の増幅装置として機能する音楽を提供できる人だと思います。 本作はワーナーからの解放を祝った3枚組の大作ですが、その…

プリンス『Art Official Age』

地味だな・・。 目出たくワーナーに復帰したプリンスの新作。先行シングルがいくつかあった中、「Breakfast Can Wait」がなかなかカッコよかったので期待して聴きました。印象は非常に抑制された音。派手さはなく、ひとつひとつの音がかなり抑え気味に響いて…

プリンス『Breakfast Can Wait』

Amazonでフィッシュのアルバムを予約したらMP3のクーポンがもらえたので前から気になっていたプリンスの新作をダウンロードしました。 MP3なので音はイマイチですが、曲の方は非常にオーセンティックでいいですね。プリンスも驚く程変わらないなあ。先日高橋…

プリンス『Lovesexy』

88年リリースの作品。ほんとにCDは1トラック表示なんだな。 確か随分前にレンタルで借りて、2曲目の『Alphabet ST.』がやたらと気に入った記憶があります。位置づけとしては発売が見送られた『ブラック・アルバム』の後、その前が『サイン・オブ・ザ・タイム…

プリンス『Come』

地味ですが非常に好きなアルバムです。冒頭の表題曲もいいですが2曲目の『Space』が異常にいい!何度も繰り返し聴いています。ドラムがカッコいいんだよなあ。 プリンスからするとこのレベルの楽曲は眠ってても出来るんだと思いますが、トッド・ラングレンと…

プリンス『Diamonds And Pearls』

さて日常に戻ってプリンスの91年作。このアルバムは何故か持ってなかったので中古でド安めで購入。プリンスは比較的歯抜けが多いが、この前に出ている『グラフィティ・ブリッジ』が結構好きなのと、タイトル曲は何度も耳にしていたので手に取ってみた。印象…

プリンス『Rave Un2 The Joy Fantastic』

99年リリースのこのアルバムはワーナーと手を切った前作『Emancipation』(3枚組!)に続いて出された復活作で、一度レンタルで借りて聴いてはいた。音がやたらとでかいのと、70分もある収録時間にひいてしまって余り聴かずにいたが、キリンジの堀込高樹が『…

『Elixer』

3枚目はBRIA VALENTEという女性アーティストのデビュー盤をプロデュースするという作品。実はこれが一番プリンスっぽかったりする。音もいいし。 『Home』はクラフトワークみたいだが、『Something U Already Know』『Another Boy』『Immersion』なんかはプ…

プリンス『MPLSOUND』

3枚組の2枚目は80年代に逆戻りしたかのようなサウンドだ。ドラムの音がまずそう。カタカタいう感じは『Sign of The Times』や『Parade』の頃みたい。曲調もそんな感じで、懐かしさすら感じる。本人の王道なんだろう。P-FUNK調だしね。意識的にそうしてるの…

プリンス『LOTUSFLOW3R』

新作3枚組。Web上で入荷待ちになってしまったため、予約をキャンセルして店頭で購入。Web上では売り切れでも店舗在庫はある訳ですね。やっぱり現場をチェックしてないと駄目だ。 一聴して音の広がりのなさに少し驚く。プリンスの音づくりはこんなもんだった…

PRINCEの新作

3枚組で出るそうな。 http://diskunion.net/portal/ct/news/article/0/7962 前作でCDを新聞のおまけに付けたと思ったら、今度はTARGET限定だって。TARGETというのはアメリカのオリンビックみたいなもんで、要はディスカウント型スーパーみたいなもの。ウォル…

Prince『サイン・オブ・ザ・タイムズ』

87年作のこの2枚組は、絶好調のこの時期のプリンスで唯一手が伸びなかったアルバムだった。一時期、プリンスの革新性に気付いて、一連のアルバムをひたすら借りて聴いた際、一番地味な印象があったからだ。このアルバムは『Starfish And Coffee』のためだけ…