2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
今年はマーヴィン・ゲイの生誕80周年ということで、巷では密かに盛り上がっていますが、その絡みで幻のアルバム『You're The Man』も晴れて発掘されたのかもしれません。マーヴィン・ゲイはニュー・ソウル期の3枚、プラス『Midnight Love』だけしか聴いたこ…
最近になって幻のアルバム『You're The Man』がリリースされたマーヴィン・ゲイですが、こちらはそのアルバムが頓挫した後に出た作品のデラックス・エディションです。『What's Going On』のデラックス・エディションは持っていましたが、その後の2作、『Let…
87年リリースのゴンチチ6作目。初期のゴンチチは本当にハズレがありません。どの作品を聴いても爽やかでソリッドな音が奏でられていて、聴く側に清涼感を届けている。 この作品でも聴いたことのある楽曲が何曲か含まれていましたが、特にベスト盤で気に入っ…
77年にリリースされた久保田麻琴と夕焼け楽団の3作目。前作の『ハワイ・チャンプルー』は持っていましたが、あまり聴けていなかったので、「もしや売ってしまったのでは?」と思う程でした。甚だ失礼な話です。 『ハワイ・チャンプルー』同様、ここでも共同…
XTCのコリン・ムールディングとテリー・チェンバースが久々に組んで2017年に発表したシングル。発売当時は見逃してしまいましたが、GW前に中古屋でひっそりと置かれているのを見て興奮して手に取りました。XTC関連ではどうしてもこうなります。 とはいっても…
トッド・ラングレンが在籍したナッズの69年リリースの2nd。トッド・ラングレンは先頃来日しましたが、迷いに迷って結局自分はコンサートには行きませんでした。しかしながら、50年の活動を総括する内容、との触れ込み通り、内容は素晴らしかったようで、特に…
81年にYMOはもう一枚アルバムを出しています。それがこの『テクノデリック』ですが、後から考えるとYMOはこの時点で解散していてもおかしくなかった。はっぴいえんどの『風街ろまん』と同じように、ここでYMOはもう「やり切っている」わけです。その後は文字…
81年リリースのこの作品がやはりYMOのピークではないでしょうか。この作品の意味合いというのは2つくらいあるように思います。 ひとつはここでリスナーが振るいにかけられたこと。とても美しい反面、とても暗い音楽ですので、それまでの華やかなテクノポッ…