鈴木慶一
2枚目はゲームのオリジナル音源を集めたディスクとなります。こちらこそ、ゲームを楽しんでいれば、より一層響いてくる音なのかもしれませんが、ただ単に音を聴いているだけでも楽しめる側面はありました。 基本は3つの音のレイヤーで構成されていて、その組…
2021年にリリースされた鈴木慶一のゲーム音楽『MOTHER』の再演盤。自分はファミコン世代の少し上なのであまりゲームをしてこなかった、というより意識的に避けていたので、ゲーム音楽というものに疎いところがあるんですが、この『MOTHER』については鈴木慶…
鈴木慶一と松尾清憲のユニットの新作がリリースされました。鈴木慶一にとってこのユニットは『MOTHER』を自らのボーカルで録音し直すことと同じくらいやりたかったことだったようで、ようやく希望が叶ったということになります。良かった良かった。 全編にわ…
2枚目に移ります。後半の印象は少し重かった。選曲もあると思いますが、重厚な印象を残しました。1stからの「NO WAY OUT」「Ark Diamant」そして3rdからの「Dohro Niwa」といった楽曲の骨太な演奏は、グッと重心が低くて、前半の爽やかな印象を反転させてく…
2018年にリリースされたビートニクスの新作『EXITENTIALIST A XIE XIE』の発売を記念して行われたライブの音源がリリースされました。昨年アナログでこのライブはリリースされていましたが、ちょっと高くて手が出せませんでした。こうして完全版としてCDでリ…
ビートニクスの新作がリリースされました。もうないかと思っていましたが、昨年のワールドハピネスでも新曲を披露していたので、何らかの形でリリースはあるかもしれない、と思っていた矢先のアルバムリリース、ということで、健在ですね。逆に今年はワール…
80年にリリースされた糸井重里の作品はプロデュースを鈴木慶一が行っています。そのためこの中古品もムーンライダーズコーナーで見つけました。恐る恐る聴いてみましたが、感覚的には『モダーン・ミュージック』的。時期的には『カメラ=万年筆』の直後なん…
ロック画報が偉いのはサンプラーCDがついているところです。今回は鈴木慶一特集ですが、98年のソロツアー音源をCD化してくれました。 元々鈴木慶一の本が出る出ると言われていて結局延期になり中止になり、結果としてロック画報が引き取ったという形でやっと…
記録と記憶。 このモチーフは80年代に「歩いて、車で、スプートニクで」にて示されたものでしたが、今回久々のセルフプロデュースと自身の活動45周年を記念して制作されたソロアルバムのタイトルに起用されました。最初は気付きませんでしたが、本人のインタ…
最後は映像集です。 まずは81年1stの際にリリースされたビデオクリップ集ですが、何となくリリースされていたという記憶はあるものの、きちんと観るのはこれが初めてでした。ジャケットのイメージからインダストリアルな、工場の風景がふんだんに取り入れら…
01年にリリースされたこの作品は唯一リアルタイムで聴かなかったアルバムです。ワールドハピネスで収録曲の「Dohro Niwa」が演奏されたのをきっかけに中古で入手してやっと聴いたような記憶がありますが、その位存在感が希薄な作品でした。 聴いた印象は当時…
87年にこの2ndが出た時には、まさか復活するとは思わなかったので、果たしてどんな音が出て来るのか期待して聴いた記憶があります。結果としては1stとは似ても似つかずポップなもので拍子抜けをくらいました。ビートニクスというと先鋭的なイメージが固定化…
ビートニクスのボックスが出ました。TENTレーベル設立30周年を記念して企画されたものですが、何より嬉しいのは1stのリマスターです。砂原良徳が個人的にリマスターしてご本人達に渡している、という話もありましたので、もしかしたらそれが発売されるのでは…
鈴木慶一という存在は相対的に浮き上がってくるものだと思います。 ムーンライダーズ活動休止後の活動がここへ来て活発化し始めていますが、まずは鈴木慶一の新バンドのフルアルバム、その後今月来月で鈴木博文、白井良明と続いてかしぶち哲郎のトリビュート…
鈴木慶一ニューバンドの1st CD。週末はムーンライダーズ三昧の予定ですのでその前哨戦となります。アナログシングルはメディア上余り聴けていませんが、まずはCDでリリースされたことが目出たい。 6曲の内半分が新録ですが、2曲目にカーネーションの矢部浩志…
祝ナゴム再始動! ということで鈴木慶一とケラのユニットによる作品が出ました。ナゴムといえばカーネーションの『夜の煙突』や電気グルーヴの前身、人生などの作品を世に出して来たレーベルですが、当時は有頂天のレーベルという印象が強くて、いわゆるイン…
鈴木慶一の新バンドの7インチEPが発売になりました。ワールドハピネスで買い逃していたので、買えて良かった。限定500枚だそうです。 インタビューがあったので貼っておきますが、まだまだ未知数といった感じですね。ドラムは元カーネーションの矢部浩志。ま…
結局皆勤賞となってしまった。 YMO不在のため当初は行く予定じゃなかった今回のWORLD HAPPINESSですが、急遽娘と一緒に行くことになってしまいました。でも結果オーライ。YMOも結局出てましたし、意外と粒揃いの一日で楽しめました。とはいえ暑かった!年々…
ワールド・ハピネスで先行販売されていたビートニクスのDVDがようやく一般発売されました。あの日は暑かったのと、売ってる場所がよく分からなかったので買えずじまいでしたが、やっと観ることが出来て嬉しいですね。 ワールド・ハピネスでの白眉は『Dohro N…
先日のワールド・ハピネスでビートニクスの1曲目に演奏されたのは『Dohro Niwa』という曲でした。非常に重厚で場が締まる感じがしてとてもよかったんですが、「あれ?この曲って何だっけ?」とその場では思い出せずにいました。その後調べてみると01年リリー…
完全にデモ集。Vol.1が非常に良かったのでこちらも期待していたが、これは一緒に家にいてデモを聴かせてもらっているようなこじんまりとした感覚が強い。『君はガンなのだ』のような必殺の未発表曲を期待したが、これはそういう趣旨のものではないようだ。 …
来週発売予定の青山陽一の新作が決定的な名盤となりそうなのに興奮しつつ、失礼ながら地ならし的に聴いているビートニクス10年ぶりの新作。 WORLD HAPPINESSでライブを見ていたのである程度想像はついたが、とても落ち着いたメロディを奏でる円熟の音楽。あ…
渾身のソロ作をやっと聴くことが出来た。三部作の最終作だそうだが、ゲスト陣も高橋幸宏、遠藤賢司、PANTA、あがた森魚などと豪華だ。 一聴した印象は思った程暗くない、というものだった。今回も曽我部恵一とのプロデュース作品だが、前作、前々作と非常に…
97年リリースの鈴木慶一・博文兄弟の覆面ユニット。覆面といってもThe SUZUKIなので覆面でも何でもないが・・。 The SUZUKIはシングルで何枚か持っていたが、フルアルバムは何となく手を出さずにいた。今回正月のセールで激安だったので大貫妙子と一緒に購入…
ここからしばらく新譜ラッシュが続くので、一旦中古屋巡りは凍結。必殺のビートルズ・リマスター再発で年内は完全撃沈だ。ホントに経済的余裕がないので、更新もしばらくは間があくでしょう。 てな訳で鈴木慶一のソロ。初回はDVD付で3900円もするが、世界観…
しばらく前に高橋幸宏のベスト盤が出た時に、鈴木慶一と二人で内容を紹介するFM番組が放送された。そこでアルファ盤の解説を書いた砂原良徳がゲストで来て、何と自分の機材でリマスターしたこのアルバムのCDRを本人達に渡して喜ばれていた。そんな感じでリマ…
行ってきました、World Happiness!まずは、カンカン照りでなくて良かった。 見た場所はA-1ブロックというところで、サブステージの真ん前。野宮真貴が座ってても良く見えた。基本的にメインステージとサブステージで交互に演奏していく構成で、待ち時間が一…
曽我部恵一のプロデュースによる17年ぶりのソロアルバム。先日の細野晴臣トリビュートでカバーしていた『東京シャイネスボーイ』の混沌ぶりがやはり全面に出ている。 曽我部恵一とのコンビでのテイストは70年代のような音になるかと思ったが、予想に反して電…
http://diskunion.net/jp/ct/detail/IND1483 鈴木慶一のCMソングを集めたコンピレーションが出る模様。昨年のCMワークスからはや一年経って、30周年も遠い昔のことに。野音もCCLemmonホールも良かったなあ。 鈴木慶一といえば斉藤哲夫だが、それ以外にもか…