2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大滝詠一『大瀧詠一 乗合馬車(Omnibus) 50th Anniversary Edition』disc 2

2枚目は別バージョン集です。本作は初CD化が89年ですので、自分の持っていた92年再発盤のCDは恐らくその廉価版としてリリースされたもの。その後の95年再発盤で大量の未発表音源が収録されていたそうですので、自分の場合はその辺りを長く聴き逃してきたこと…

大滝詠一『大瀧詠一 乗合馬車(Omnibus) 50th Anniversary Edition』disc 1

大滝詠一のファースト・アルバムが再発されました。これは待望。ファーストは92年の再発盤で聴いていたんですが、音が小さくて今ひとつ聴き込めずにいたので今回の再発は非常に嬉しい。特に「それはぼくぢゃないよ」が大好きでした。 大滝詠一の音楽はどうし…

オスカー・ピーターソン『We Get Request』

しばらく前にオスカー・ピーターソンのドキュメンタリー映画がCSでやっていたので観たんですが、なかなか良かったので手にした1枚。64年の録音です。 映画でもピアノの速弾きが印象的でしたが、こちらでもその演奏が楽しめる反面、スローな曲での優しいタッ…

オリジナル・ラブ『A Change Is Gonna Come 〜 Original Love Live At 日比谷野音』

新作の初回限定盤に付属されている野音の30周年記念ライブ映像です。これも予想通り最高。 オリジナル・ラブのライブは郡山で95年に体験して以来なのでもうすっかりご無沙汰してしまっているんですが、ある意味その頃のグルーヴが今回復活しているような感も…

オリジナル・ラブ『MUSIC, DANCE & LOVE』

傑作、傑作。オリジナル・ラブ渾身の30周年記念アルバム。これは最高ですね。 何といってもリズム隊がいい。ベース小松秀行、ドラム佐野康夫という布陣は『風の歌を聴け』の時代が復活している訳で、これは悪いはずがない。ここへ来てオリジナル・ラブは何度…

セロニアス・モンク『Thelonious Monk Plays The Music of Duke Ellington』

こちらも55年録音作品。 セロニアス・モンクについては、どうしてもその独特のもたついているような演奏スタイルに抵抗感があって今までもなかなか手が伸びずにいましたが、やはり何かにつけて話題に上るプレーヤーなのでずっと気になってはいました。 この…

クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ『Study in Brown』

こちらも星野源経由で手に入れた一枚。松重豊と一緒に出ていた番組で、自らのルーツとして紹介されていました。55年の録音です。 要するに冒頭の「チェロキー」がサケロックに似ている、という話かと思いますが、確かにこの比較的呑気な雰囲気のテーマがサケ…

ムーンライダーズ『moonriders LIVE 2022』

9月に行われたムーンライダーズの『It's the moooonriders』レコ発ライブが配信されました。観に行けなかったライブでしたので、配信で楽しむことができて非常に嬉しい。 今回は新作の楽曲が中心に演奏されましたが、何といってもオープニングとエンディング…

トミー・フラナガン『Overseas』

娘が星野源を好きなので、関連の番組は欠かさず観ていたりするんですが、その中で触れていたのがこのトミー・フラナガンの作品と次に聴くクリフォード・ブラウンの作品でした。こちらは57年の録音。 星野源も触れていたのがエルヴィン・ジョーンズのドラムで…

アニタ・オデイ『Anita Sings The Most』

やっと聴けたアニタ・オデイの作品。『真夏の夜のジャズ』で見染めてからはや何十年。ここへ来て遂に作品にきちんと向き合いました。 本作は57年の録音で、『真夏の夜のジャズ』のニューポート・ジャズ・フェスティバルの前年になります。声や歌い方は映画と…