Little Feat

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 8 Live At Lisner Auditorium , Washington, D.C. (8/10/77)

リトル・フィートのボックスもやっと最終盤に辿り着きました。通して聴くのはしんどいですが、こうして休み休み聴いてみると、熱量が持続していることに驚かされます。 ラストはワシントンD.C.の後半ですが、disc7でも書いた通りこの録音のボーカルのミック…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 7 Live At Lisner Auditorium , Washington, D.C. (8/10/77)

7枚目はワシントンDCでの8/10の公演から。それにしてもぶっ続けなんですね。ハードなツアーをこなしていたんだなあ。 ボーカルのミックスが甘いので少し音が小さめに聴こえますが、逆に楽器の音は前に出てきていて、演奏の生々しさは増しているように思いま…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 6 Live At The Rainbow, London (8/2/77)

しばらく間が空いてしまいましたが、リトル・フィートのライブ盤ボックスの6枚目。ロンドン公演の後半です。 この公演にはタワー・オブ・パワーが参加しているので、ホーンを加えた「Spanish Moon」がセットリストに入っています。こちらの演奏もやっぱりい…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 5 Live At The Rainbow, London (8/2/77)

リトル・フィートのライブ盤、スーパー・デラックス・エディションの5枚目、6枚目は77年8月2日のロンドン公演を収録したもの。ここではタワー・オブ・パワーがゲストで登場します。 リトル・フィートは創設者のローウェル・ジョージあってのバンドであり、…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 4 Live At Manchester City Hall (7/29/77)

マンチェスター公演の後半は大好きな「Rock and Roll Doctor」から始まります。スタジオ録音版よりもテンポが遅くて、粘っこい演奏が非常にカッコいい。この粘っこいグルーヴがリトル・フィートの真骨頂だと思います。 オリジナル・アルバムの収録楽曲は77年…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 3 Live At Manchester City Hall (7/29/77)

3枚目からはフルセットのライブを3公演分収録しています。まずはマンチェスターの公演から。 演奏曲目とオリジナル・アルバム収録曲を比較すると、アルバムの方はかなりローウェル・ジョージに寄せた選曲であることが分かります。実際のセットリストはポール…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 2 Original Album

かつて自分はライブ盤が何となく苦手でした。スタジオ録音に比べて音が乱れていたり荒っぽかったりするのが嫌だったんですが、歳を重ねてきてライブの音の流れに身を委ねる気持ちの良さに気付いていったり、バージョンの違いに耳が反応するようになったり、…

リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 1 Original Album

昨年リリースされたリトル・フィートの78年ライブ作品の拡大版8枚組ボックス。こちらも当時迷いに迷って購入を見送りましたが、そんな時の強い味方が配信です。 購入検討時は再発CDを聴き返してみたり、それこそ配信で流して聴いてみたりもしましたが、単価…

リトル・フィート『Little Feat』

リトル・フィートを知ったきっかけはやはりフランク・ザッパでした。そもそもこの71年リリースの1stに収録され、次作で再録もされている「Willing」がザッパに独立を薦められた曲だったというのがバンド結成のきっかけになっているという話や、それ以前にザ…

リトル・フィート『Sailin' Shoes』

リトル・フィートの場合、次作の『ディキシー・チキン』からメンバーを拡充してファンキー度が増してからの方が絶頂期となっているので、この2ndや1stは前史として捉えられることが多いんですが、本作はやはりこのバンドの骨格となっている楽曲が収録された…

リトル・フィート『Feats Don't Fail Me Now』

リトル・フィートで自分が一番最初に聴いた作品はこれでした。74年リリースの4作目になります。これは最高! レコードでいえばA面にあたる冒頭からの5曲はいずれも名演で、「Rock And Roll Doctor」から既に卒倒ものです。ローウェル・ジョージのスライド・…

リトル・フィート『The Last Record Album』

75年リリース。ここはやっぱりローウェル作の「Long Distance Love」で決まりでしょう。この曲もピーター・バラカンがよくかける曲です。渋い。 次作の『Time Loves A Hero』同様フュージョン色が強くなっているのはローウェル・ジョージ以外のメンバーが台…

リトル・フィート『Time Loves A Hero』

ローウェル・ジョージ実質不在の中制作された77年リリースの作品ですが、何気に良いアルバムです。勿論ローウェル作の「Rocket In My Pocket」は最高ですし、ピーター・バラカンもこればっかりラジオでかけていましたが、意外に「Red Streamliner」なんかも…

リトル・フィート『Waiting For Columbus』

78年リリースのライブアルバム。これはひとつの完成品を見せつけられている気がします。ほとんどキャリアのベスト盤ともいえる内容で、演奏の成熟度は半端ない。鉄壁過ぎて聴いている方が引いてしまう程です。 後期のリトル・フィートはフュージョン色が濃く…

リトル・フィート『Down on The Farm』

79年にリリースされたローウェル・ジョージの遺作。この作品をまともに聴いたのは大分後になってからでした。実質、前作のライブ盤でリトル・フィートは終わっていたと思っていたからですが、決してこの作品も悪くはない。「Straight From The Heart」も「Fr…

リトル・フィート『Dixie Chicken』

リトル・フィートの作品はどれもいいんですが、どれか1枚といったらこの作品にならざるを得ないでしょう。粘り気のあるニューオリンズサウンドに踏み出した最初の作品で、リズムのタイトさが尋常ではない。はっぴいえんどのメンバーがレコーディングで渡米し…

リトル・フィート再発

遂に来た。リトル・フィート紙ジャケ、リマスター再発。 http://musico.jp/contents/music_news_item.aspx?id=92 スライを諦め、スクイーズを決心した後のこの情報。また手持ちのCDを売らなければ、私の財布に未来はない。 歓迎会とかも続いているので、非常…