リトル・フィート『Waiting For Columbus (Super Deluxe Edition)』disc 8 Live At Lisner Auditorium , Washington, D.C. (8/10/77)

リトル・フィートのボックスもやっと最終盤に辿り着きました。通して聴くのはしんどいですが、こうして休み休み聴いてみると、熱量が持続していることに驚かされます。

 

ラストはワシントンD.C.の後半ですが、disc7でも書いた通りこの録音のボーカルのミックスが甘いので、逆に楽器の音がよく聴こえます。これが生々しいのがこのラスト・パートの良さになっているのは怪我の功名ですね。

 

このディスクでは長尺の曲が多くて、「Dixie Chicken」なんかは14分もあったりするんですが、不思議と冗長にならないのはやはりリズム隊がタイトだからでしょう。このボックスで通して言えることなんですが、このリズム隊が強力だからこそリトル・フィートは長く聴いても飽きが来ないんだと思います。仮に楽曲がフュージョン寄りになったとしても、リズムの粘っこさで軽薄にならない。

 

全体を聴いてみて、未発表だからこそのラフな演奏、というイメージは払拭されました。どのディスクを聴いても聴きごたえがあって、決して間伸びしない。これもやっぱりリズムがタイトだからなんだと思います。いいバンドですね。