Squeeze

スクイーズ『live at the royal albert hall』

95年にリリースされた『リディキュラス』というアルバムのツアー時のライブ音源が、その後にシングルカットされた作品群のボーナストラックに収録されていて、それらを日本独自編集盤として来日記念で97年にリリースした作品がこれ。ちょっとややこしいです…

グレン・ティルブルック『Pandemonium Ensues』

2009年にひっそりとリリースされていたスクイーズのグレン・ティルブルックのソロ作品。ソロになってからの作品はきちんと聴けていませんでしたが、そもそもスクイーズが復活したりしていますので、徐々にミッシング・リンクを埋めている状態です。 それにし…

グレン・ティルブルック『In The Sky Above / The Demo Tapes 1993 - 1998』

スクイーズのグレン・ティルブルックがデモ集をリリースしていたことは何となくは知っていましたが、今回その内の1枚を手にしました。これは第2集のようで、全部で5枚あるようです。 時期的にはスクイーズの『Some Fantastic Place』『Ridiculous』『Domino…

スクイーズ『A Round And A Bout』

90年リリースのスクイーズのライブ・アルバム。ここ最近、またスクイーズを聴き直していたんですが、本作のようなライブ盤は何故か見逃していましたので、中古で探して入手した次第。 前年にリリースされた大好きな『Frank』というアルバムの後に行われたラ…

ディフォード&ティルブルック『Difford & Tilbrook』

今回年末年始用に中古品を漁っていて掘り出し物だったのがこのスクイーズ解散時期のユニット唯一の作品です。まめにチェックしてはいましたが、まさか手に入るとは思っていませんでした。しかもそこそこリーズナブルなお値段で。待てば何とかなるもんですね…

スクイーズ『The Knowledge』

今日で長い休みもおしまい。PCに加えて家の光回線やスマホまでiPHONEに機種変更して通信環境は全取っ替えになり、10年ぶりに家のインフラが一新されることになりました。そんな中でのスクイーズの新作ですが、余り話題になることもなく、ひっそりと差し出さ…

スクイーズ『Domino』

先日新作も出たスクイーズの2度目の解散前の作品。98年リリースです。 こちらもApple Musicで予習していましたが、前作の『リディキュラス』同様安定感はあるもののインパクトに欠けるという出来映え。色々あったんでしょうがこれだけメンバーチェンジと解散…

グレン・ティルブルック『Transatlantic Ping Pong』

04年リリースの2nd。こちらはセルフプロデュースのためか、若干音が鋭くなってきています。1stにあった温かさが若干後退して音の質感が後期スクイーズに近くなっている。リフが継続する楽曲も目立つので、少しマシュー・スウィートのよう。ポップさは1stの方…

グレン・ティルブルック『The Incomplete Glenn Tilbrook』

01年にリリースされたスクイーズのグレン・ティルブルックの1stソロ。これは非常にいい。 スクイーズは何度か解散、再結成を繰り返していますが、つい最近も再結成されていいアルバムを届けてくれました。本作は99年の『ドミノ』で2度目の活動休止を宣言した…

スクイーズ『Some Fantastic Place』

非常に楽曲が粒揃いな93年作。ここ最近聴き返す機会が多くて、その魅力に今更ながら気付かされています。 何といってもポール・キャラックの復活とアトラクションズのピート・トーマスの参加、という点が話題性を上げていますが、やはり魅力は楽曲。冒頭から…

スクイーズ『Play』

90年代に入って一発目のこのアルバムは聴けば聴く程味が出てくる作品です。最初に聴いた時はほとんど印象に残らない地味なものでしたが、やはり傑作『Frank』の後だけあって、成熟度が半端ではない。2曲目の「Crying In My Sleep」なんかは名曲でしょう。ポ…

スクイーズ『Babylon And On』

スクイーズの全米での出世作。当時アナログではこのアルバムと『アージーバージー』だけは持っていました。 何といっても冒頭の「Hourglass」がMTVで沢山流れたこともあって、一般的にスクイーズが知られるようになったきっかけを作った作品なんですが、その…

スクイーズ『Cosi Fan Tutti Frutti』

スクイーズというバンドは時代とはリンクしない側面をもつ独特の存在だと思います。汎用的なメロディの良さ、カテゴライズしにくい時代を超えたポップな佇まい、時代の先端といった要素とは無縁なエヴァーグリーンな存在感、といった魅力を有していて、バン…

スクイーズ『Sweets From A Stranger』

前期スクイーズのラストを飾る82年作。ここから陰影が加わります。 度重なるツアーに疲れてここで一旦バンドは解散する訳ですが、本作に見られるどこか愁いを帯びたような成熟は、その後のスクイーズに重要な要素として格納されていきます。初期の勢いのある…

スクイーズ『East Side Story』

81年リリースのスクイーズ4作目。プロデュースはエルヴィス・コステロとデイヴ・エドモンズです。加えてニック・ロウとポール・マッカートニーにも依頼して2枚組にするという計画もあったそうで、この面子からしてもおおよそ検討がつきそうな内容。かと思い…

スクイーズ『Argybargy』

スクイーズの80年リリース3rd。ここからやっとらしくなってきます。シングルカットされた「Another Nail In My Heart」はラジオでピーター・バラカンがよくかけるんですが、かくいう自分もこの曲を耳にしてこのアルバムを買いに走りました。アナログで持って…

スクイーズ『Cool For Cats』

79年リリースの2nd。まだ初期といった感じですが、ここからスクイーズらしさが表現されていきます。 シングル曲の「Up The Junction」なんかはいい曲ですが、全体的にはバラツキもあって決め手に欠けるきらいがある。ただここには後のスクイーズに展開される…

スクイーズ『Squeeze』

スクイーズというバンドはマッドネスと共に英国の国民的バンドと言われることが多いんですが、日本では本当にファンが少なくて知名度の割に聴かれることが少ない。XTC程の捻りも少ないので、分かりやすさが逆に存在を消してしまっているところがあります。 7…

スクイーズ『Cradle To The Grave』

快心の作ですね。 復活したスクイーズの新作は寂しいことに日本盤発売はありませんが、久々の充実作になっています。ネット上の評判も上々でしたが、これは非常に良い。新機軸は微塵もありませんが、変わらないということがこれ程素晴らしいものなのか。気負…

スクイーズ『Ridiculous』

スクイーズやマッドネスというバンドは英国の国民的バンドと言われることが多いですが、本国以外では余り積極的に受け入れられない傾向があります。実際双方とも音楽は至極真っ当で、その分だけ魅力が伝わりにくい、敢えて言えば地味に映る、ということなの…

スクイーズ『Frank』

スクイーズの魅力に気付いたのはデビューから大分後になってからのことですが、このアルバムは発売当時ミュージック・マガジンで鈴木博文がレビューを書いていて「耳からウロコが剥げ落ちていく」と評していたので、これは聴かねば、と思い手にしました。 非…

スクイーズ紙ジャケ

どれほど喜んでいる人がいるか定かではないが、スクイーズの旧タイトルが再発された。きちんと1stから聴いたのは初めてだが、やっぱり「frank」が最高だと思う。 とにかくバランスがいい。2曲目から4曲目までの畳み込むようなPOP攻撃にはノックアウト必定。…