2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

40になると欲が消えてくるそうだ。確かにもう若い頃のようなギラギラしたものはなくなってきた気がする。 逆に周りに欲がむき出しになっている人がいると、非常に気持ち悪い。大抵ネガティブなオーラを出している。要するに余裕がない訳だ。 意外と老若男女…

朝日美穂『夏のトレモロ』

配信限定シングル、堀込高樹作曲、青山陽一参加、ということで購入必須。150円、安いわなあ。 朝日美穂は高橋健太郎のプロデュースで出したファースト・シングル『momotie』があまりにかっこよかったので当時速攻で購入した記憶がある。高校時代の友人に紹介…

Dennis Wilson『Pacific Ocean Blue』

ニック・ロウと一緒に買ってしまいました。タイトルはオッパッピーみたいだが、サーファーを地でいっているビーチ・ボーイズ、ウィルソン兄弟次男の唯一のソロ、77年作。この6年後に39歳で溺死してしまう。 今回の再発は未発表アルバムの『Bambu』セッション…

異動

たまには仕事のことでも・・。 本日辞令が出て古巣に戻ることになりました。これがまた忙しそうな部署で、下手すると体を壊しそうです。でも以前にやっていた仕事なので、そんなに心配はしてませんが。でもJANISに行けなくなっちゃうなあ・・。 8月から色々…

William DeVaughn『Be Thankful For What You Got』

渋谷系シリーズ第2弾。74年作の発掘もの。なるほどマーヴィン・ゲイみたいでいいね。若干間奏が長めなのがよく分からんが、曲は全曲いい。 知っていること、持っていることを競う人たちに私自身はあまり関わったことはないが、このタイトルもきっとその人た…

Carpenters『A Song For You』

カーペンターズの72年リリース4作目。誰もが知っている『Top of The World』が入っているアルバム。 20年前、サカタケさんと湾岸を流していた時に、「このコード展開が凄いんだよ」と紹介されたのが恐らく『Goodbye to Love』だった。カーペンターズをなめて…

盆踊り

駅前の盆踊りに来ている。 外国人と障害者に囲まれたこの空間はマイノリティの集積場の趣。誰でも参加できることが逆に混沌を生み出し、さながら天国のようだ。

High Llamas『Beet Maize & Corn』

続いてハイ・ラマズの前作にも手を出してみた。03年作。このアルバムから脱ポップス路線に踏み出したらしい。 参考にしているのは50年代のアメリカ音楽やポップス有史以前の音楽だそうで、確かに従来のロック・ポップスの匂いはしない。先日聴いた最新作まで…

yanokami『yanokami』

これも躊躇していたタイトル。もの凄くいいじゃないですか! 細野晴臣トリビュートで『恋は桃色』を耳にしてはいたが、『気球にのって』『David』といったセルフカバーも結構やっていて、これが素晴らしい。レイ・ハラカミのアレンジによる矢野顕子のアルバ…

菊池成孔DUB SEXTETライブ

キューピーさんに頼まれて昨晩M-ONで放送された菊池成孔のライブを録画した。今見終わったところ。生中継だったが、きっちり時間内に収めるところはさすがだ。 菊池成孔は黙ってると怖そうな人だが、喋ると志村けんかみうらじゅんみたいだ。MCで笑いをとって…

あがた森魚『永遠の遠国at渋谷ジァン・ジァン』

制作期間およそ8年というアナログ3枚組の大作『永遠の遠国』。リリースは85年だが、このライブは制作初期の78年に行われている。その発掘音源が去年リリースされていて、ずっと迷っていた。高いから。と思ったらJANISにあっさりあったので借りてしまった。 …

High Llamas『Can Cladders』

ハイ・ラマズの07年リリース8作目。まるでロジャー・ニコルズのようなポップでいいアルバムだ。 ハイ・ラマズの前身バンド、マイクロ・ディズニーはコーネリアスが『Star Fruits Surf Rider』を出した際にFMで本人が紹介していた。(『ファンタズマ』には『M…

Nick Lowe『Jesus of Cool』

ニック・ロウの78年作1st。先日デラックス・エディションで再発され購入を迷っていたが、これはいい!やっぱり即買いすべきだった。 ニック・ロウは『Nick The Knife』と『Cruel to Be Kind』だけかと思っていたが、それはやっぱり認識違いでこのファースト…

Allen Toussaint『From A Whisper To A Scream』

アラン・トゥーサンの71年作2nd。ドクター・ジョンも参加したニューオリンズの古典。爆発前夜のクールさがいい。 P Vineの再発ものでヒスノイズがきついが、内容はグルーヴィーだ。ニューオリンズものは生で見たら卒倒してしまうだろう。それくらいタイトで…

スティーヴン・スティルス『Stephen Stills』

スティーヴン・スティルスの70年作1stソロ。アイズレー・ブラザーズのカバーが有名な『Love The One You're With』が入っているという、その一点だけで聴いた。 アイズレーの方がグルーヴィーだなあ。音が彼方にあるようで、楽曲の良さが引き立ってないよう…

高田漣『12notes』

困った時のJANIS頼み。通勤経路が変わってお茶の水経由になったので、久々にレンタル屋に行った。まずは高田漣。 高橋幸宏がボーカルで参加した『Radio Junk』は全然違う曲みたいだ。細野晴臣がボーカルで参加した『Big Chief』はペダルスティールギターでニ…

iPHONE

iPHONEの騒がれ方に関して思うことは、Windows95の時に似ているな、ということだ。あの時も、深夜に並ぶ行列がマスコミで報道され、当時まったくPCに関心のなかった人たち(自分も含めて)にも「何か大変なことが起きているのでは?」といった感覚を植え付け…

floating pupa special

pupaのインターネット・ラジオ第2回。最近こればかり聴いている。 http://www.i-radio.fm/backno/backprogram.php3?CD=32&KUBUN=0&VOL=2 やっぱり高橋幸宏の喋りは面白い。昔、坂本龍一のサウンドストリートで立花ハジメの『MR.TECHIE & MISS KIPPLE』がリ…

HASYMOの新曲

YMO

8月に出るHASYMOの新曲が視聴できる。 http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1838749&GOODS_SORT_CD=101 今回は生楽器をフィーチャーしたそうだが、一聴した雰囲気は国際コミュニケーション年のテーマで『以心電信』が使われた時…

『あぶらだこ』

久々に新しいアーティストに手を出してみた。もう25年も活動しているバンドで、いままでのアルバムタイトルはすべて『あぶらだこ』。どうも普通の会社勤めをしながらバンド活動をしているようで、リーダーの長谷川は早起きだそうだ。その辺に共感が持てたの…

『細野晴臣アーカイヴスVol.1』

細野晴臣が遂に過去の音源に手を出し始めた。Frank Zappaが過去のライブ音源をまとめ切った後に亡くなってしまったので、少し心配だ。 内容はインストものが多く、一時期のCM音楽集みたいだ。即興音楽が多い人なので、その場のひらめきで作ったような曲が続…

pupa『floating pupa』

うん、これはいいね! 高橋幸宏の新バンドのアルバムは基本的にエレクトロニカでありながら鋭くて柔らかい。ソングライターが多いのもバリエーションがあって飽きさせないし、音の質感もきつ過ぎず、かつかっこいい。 オープニングのインストからして、かつ…

マシュー・スウィートの新作

マシュー・スウィートも8月に新作を出すそうだ。 もうみんな8月に集中し過ぎ。たまんないなあ・・。当分借金が返せそうにない。

レイン・トゥリー・クロウ『レイン・トゥリー・クロウ』

JAPANの実質的な再結成盤で91年作。当時は福島県でひとり寂しい生活を送っていた。 今回一番迷ったのがこれだが、聴いてみてびっくり!聴こえなかった音が随分聴こえた。リマスターの威力は凄いなあ。 まさか再結成するとは思わなかったが、その前に出たミッ…

デヴィッド・シルヴィアン『シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイヴ』

87年発表の4作目。静かなたたずまいの傑作だ。大分後になってWOWOWで放送したデヴィッド・シルヴィアン特集で見た『Orpheus』のPVは、ジャケットのアートワークそのままのセピアな映像で、統一された世界観に感心した。 基本的にポップな曲が多く聴きやすい…

デヴィッド・シルヴィアン『ゴーン・トゥ・アース』

86年の3作目。これは好きなアルバム。 ファースト・シングルは『Talking The Vail』で12インチで買った。ロバート・フリップのギターが印象的だ。当時は次期キング・クリムゾンのボーカルにデヴィッド・シルヴィアンを誘っていたらしい。ロバート・フリップ…

デヴィッド・シルヴィアン『ブリリアント・トゥリーズ』

84年作のファースト・ソロ。1曲目の『Pulling Punches』にはびっくりしたなあ、当時。デヴィッド・シルヴィアンがチョッパーかよ!って感じで。全体的にもジャズっぽくて、イメージが変わった。 ファースト・シングルは『Red Guitar』で、PVでは神話よろしく…

JAPAN『オイル・オン・キャンヴァス』

JAPANの解散ライヴ盤。当時は貸レコード屋で聴いたのみで買わなかった。基本的にスタジオバージョンと内容がほぼ同一だったのが理由だが、今回は一応まとめ買いなのでちゃんと聴いてみた。 内容はベスト盤的なもので、『孤独な影』と『錻力の太鼓』からほぼ…

JAPAN『錻力の太鼓』

1981年作の5作目にしてラスト・アルバム。ファンになった頃には解散していたという悲しい事実。 この完成度、頂点を極めた後の影響は特にビジュアル面において顕著だったように思う。かっこいいんですよ、みんな。デヴィッド・シルヴィアンの髪型には憧れた…

JAPAN『孤独な影』

1980年作のJAPAN4作目。美しい。 既にこの辺はYMOと一緒に血肉となっており、懐かしさというより体の一部だ。今回の再発は基本的に03年リマスターだが、『Burning Bridges』のイントロの音にまずは新発見。この音は聴こえなかったなあ、今まで。 4曲目の『M…