アラン・トゥーサンの71年作2nd。ドクター・ジョンも参加したニューオリンズの古典。爆発前夜のクールさがいい。
P Vineの再発ものでヒスノイズがきついが、内容はグルーヴィーだ。ニューオリンズものは生で見たら卒倒してしまうだろう。それくらいタイトで熱い。アラン・トゥーサンは最近こそエルヴィス・コステロや中島美嘉なんかと一緒に登場して表舞台に立っているが、それまでは伝説の裏方として語られることが多かった、って今もそうか。
ミーターズが参加したのは次のアルバムからだから、勿論チェックしなければならないが、更に次の『サザン・ナイツ』が坂本龍一のサウンドストリートで度々かかっていた。あの曲はボーカルに処理がされていて一種独特のトロピカルサウンドになっている。ニューオリンズとは印象が違うんだよなあ。だから入口にならなかった、当時。