ベイカー・ブラザーズ『Bakers Dozen』

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これもキリンジのi-Radioで紹介されていたタイトル。06年リリースの3rdアルバムのようだ。ジャズ・ファンクというやつで、基本的に全曲イカしている。

 

インスト・バンドのようだが、半数くらいの曲にゲスト・ボーカルが入っていて、アクセントになっている。アシッド・ジャズといわれていた頃にブランニュー・ヘヴィーズなんかはよく聴いたが、今は結構音がローファイになってきていて単純にカッコ良く進化している。この手のバンドは他にも色々とあるようだが、基本的にグルーヴの快感原則に則っているのでどうしても体が反応してしまう。ミーターズをいいと思うのと一緒だな。KiKiKIRINJIでは『Walk Into My World』が紹介されていたはず。

『Don't Turn Your Back On Me』みたいに語りが入ると先日のcommmonsにも入っていたギル・スコット・ヘロンみたいだが、それも含めてとてもグルーヴィーで気に入りました。2曲目の『All Baked Out』なんかは失神もののスピード感だ。いいんじゃないでしょうか。