鈴木博文
鈴木博文の新作が出ました。ここ最近の鈴木博文の作品は残り少ない人生の時間を意識して、作品ごとに荒々しい音が鳴らされていましたが、ここへきてやっと柔らかな音が帰ってきた。これはひとえにサウンドプロデューサーで参加しているゴンドウトモヒコの存…
鈴木博文の1stも30年前かあ。凄いなあ。ということでデラックスエディションとして再発された2枚組。リマスターされた本編に加えてシングル『どん底天使』と当時のライブが1枚目。2枚目はデモ音源です。デモのクオリティも高いなあ。 それにしたって本作の白…
「どう?」と聞かれても困るなあ、と相変わらずの直接的なタイトルに困惑させられる鈴木博文の新作。ご本人も帯にコメントされている通り、前作が『後がない』で、さらっと次回作が出てきてしまった軽やかさ。やはりこうでなくてはいけません。前作がラスト…
6年ぶりのソロアルバム、ということで還暦を祝して『後がない』とは何とも皮肉なタイトルです。前作『凹凸』との間にいくつかライブ盤がリリースされていたり、自主制作で様々なリリースがあったりと、活動は非常にコンスタントですが、ムーンライダーズのメ…
鈴木博文のライブ・アーカイヴシリーズ第1弾。店舗限定で発売されていますが、やはり手にとってしまいました。 鈴木博文のライブは以前にも『The Dog Days』として作品化されましたが、それは膨大な過去の音源からの集大成でした。今度は都度特定のライブを…
このアルバムは『水門』に尽きると思います。 カーネーションの『アーリー・イヤーズ・ボックス』は手にするかどうか迷っていましたが、やはり後で後悔するのも何なので入手してしまいました。初期のカーネーションはメトロトロンのイメージが強くて、「とう…
03年リリースの11作目。鈴木博文のソロはあらかた揃えましたが、このアルバムは買い逃していました。何と『くれない埠頭』のセルフカバーが入っていて、これが味があります。朴訥とした味わいに変わっていて別の曲のようでした。 全般的には宅録風の曲が多く…
バーズの次は『Birds』ということで(たまたまだが)中古で安くGet。99年リリースの10作目。99年というと前年の『月面讃歌』リリース後ひと休みしていた頃の作品で、驚く程マイペースの変わらない風貌で鈴木博文はそこに立っている。 湾岸スタジオで気心の知…
97年リリースの鈴木慶一・博文兄弟の覆面ユニット。覆面といってもThe SUZUKIなので覆面でも何でもないが・・。 The SUZUKIはシングルで何枚か持っていたが、フルアルバムは何となく手を出さずにいた。今回正月のセールで激安だったので大貫妙子と一緒に購入…
先日聴いた『孔雀』の後に出た96年リリースのミニアルバム。やはり大分吹っ切れて開かれたバンドサウンドになってきている。いいですね。 96年はムーンライダーズが『Bizarre Music For You』を出した年。これは今でも非常に好きなアルバムで、久々にムーン…
ジャニスの方にシェリアン・オーファンをわざわざ倉庫から探して頂いてしまったので、思わず追加で買ってしまった95年作品。先日書いた通り『三文楽士』までしか持ってなかったので、初聴。 奥さんの濱田理恵さんが沢山の曲でゲスト参加している。ドラムは最…
08年に出た鈴木博文の久々の新作は何となくやり過ごしていた。既に10作目を数えるという。実は『からす』以来、その朴訥とした真面目さ(暗さ?)に引けてしまって余り手が伸びずにいた。でも今回は意欲作のようだし、その後のムーンライダーズの好調も後押…
暇にまかせてJANISに行ってしまった。これでしばらく行けないかなと思いつつ6枚レンタル。まずはミオフー。 ムーンライダーズの鈴木博文と美尾洋乃のユニットで、先頃20年ぶりくらいにセカンドをリリースした。こちらは84年作のファースト。二人でスタジオに…
続いて「政風会」22年ぶりの1st。ポスターもきっちり入手。ちょっと小さいがやっぱりかっこいい。少し前から鈴木博文の風貌が鬼のようにいかしていて、今回の2ショットはバランス的にも無敵。 肝心の音の方は22年前とほとんど変わらない、といいたいところ…
ムーンライダーズの鈴木博文とカーネーションの直枝政宏によるユニット「政風会」のアルバムが今月リリースされる。20年以上前に出たミニアルバムはカーネーションのメジャーデビュー盤とのカップリングだったわけで、その年月からすると今回のリリースは奇…